出願番号 |
特願2018-068709 |
出願日 |
2018/3/30 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2019-177796 |
公開日 |
2019/10/17 |
登録番号 |
特許第7127798号 |
特許権者 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
停船距離を短縮する操船方法及び停船距離を短縮する操船装置 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
航行中の船舶を停船させる操作を行う操船方法、操船装置 |
目的 |
大型の部品を追加することなく、緊急停船時における停船距離を短くする。 |
効果 |
停船のための制御を開始してから船舶が停止するまでの距離(停船距離)を、第1の側に操舵角を付与して船体抵抗を増大させることによって短くすることができる。また、逆転運転と操舵角付与操作は、従来の操船装置に対して実質的には停船制御手段のみを追加することによって行わせることができるため、この操船装置を安価とすることができる。 |
技術概要
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プロペラを正方向に駆動させることによって前方に進行し、操舵角が設定されることにより進行方向を制御する方向舵が設けられた船舶における、停船時の制御を行い停船距離を短縮する操船方法であって、
前記停船時の制御を開始する操船開始タイミングにおいて、
前記プロペラを前記正方向と逆の負方向に駆動する逆転運転を開始すると共に、
通常運行における直進時の状態に前記操舵角が設定された状態で前記船舶が前方に進行しかつ前記プロペラが前記負方向に駆動された際に前記船舶が回頭する側である第1の側に対してのみ、更に前記船舶が回頭するように停船のための前記操舵角を操作する操舵角付与操作を開始し、前記操舵角付与操作を、停船指示を受けてから前記プロペラを駆動する原動機関の前記逆転運転の立ち上がるまでの一定時間の間のみ行うことを特徴とする、停船距離を短縮する操船方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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