出願番号 |
特願2014-206828 |
出願日 |
2014/10/8 |
出願人 |
三好 喜久雄 |
公開番号 |
特開2016-075363 |
公開日 |
2016/5/12 |
登録番号 |
特許第5715292号 |
特許権者 |
三好 喜久雄 |
発明の名称 |
締付具 |
技術分野 |
土木・建築、金属材料、その他 |
機能 |
免振・制振、加圧・減圧、その他 |
適用製品 |
木造建築において、梁部材同士や柱と梁部材などをボルトとナットで接合する部分で木痩せによる隙間を解消する部材 |
目的 |
木造建築において、梁部材どうし、柱と梁部材などをボルトとナ ットといった固定用連結具による締結方法が多く用いられている。固定用連結具で締めつけていた箇所は木質材料がやせて隙間が生じる可能性がある。木質材料に対する固定用連結具の締結 箇所は耐震性の劣化など、種々の弊害をもたらす可能性がある.
締結部材に対する弾性部材の回動を確実に抑え、締付機能を充分に 発揮させることができる被固定用連結具による締付状態 が維持され、固定用連結具の緩みの発生を解消させる。 |
効果 |
木造建築において、柱と梁部材などを固定用連結具による締結方法が多く用いられている。
しかし木質材 料はその性質上、寸法変化は避けられず、ボルトとナ ットといった固定用連結具で締めつけていた箇所は、 固定用連結具と梁部材などとの間に隙間が生じる可能性がある。
固定用連結具は、周方向に傾斜する傾斜面 を有する2部材と弾性付勢部材とを備え、隙間が 生じると、弾性付勢部材の弾性作用によって、周方 向に移動され、
隙間がなくなり、固定用連結具による締付状態 が維持され、固定用連結具の緩みの発生を解消することができる。 |
技術概要
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この締付具は、斜面を有する第1部材と、第2部材と、第1部材と第2部材との間に介在された弾性付勢部材とを備え、第1及び第2部材の傾斜面は周方向に摺動するように接触し、弾性付勢部材は、これら第1傾斜面及び第2傾斜面の作用によって、第2部材に対して第1部材が離隔する方向に相対的に移動するように周方向に弾性的に偏倚する。第2部材には回り止め突起が設けられ、これら回り止め突起が第1及び第2被締結部材の一方に食い込み固定される。被締結部材に対する第2部材の回動を確実に抑え、締付機能を充分に発揮することができる。木痩せした部分のナットが動かないときでも上から取り付けることが可能となっている構造である。 |
実施実績 |
【有】 住宅に実装実績有 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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