排ガス処理方法、排ガス処理システムおよび排ガス処理システムを備える船舶

開放特許情報番号
L2024001134
開放特許情報登録日
2024/5/10
最新更新日
2024/5/10

基本情報

出願番号 特願2019-061180
出願日 2019/3/27
出願人 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
公開番号 特開2020-159317
公開日 2020/10/1
登録番号 特許第7319653号
特許権者 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 排ガス処理方法、排ガス処理システムおよび排ガス処理システムを備える船舶
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 燃焼機関から排出される排ガスに含まれる窒素酸化物および硫黄酸化物を処理する排ガス処理方法、排ガス処理システムおよび排ガス処理システムを備える船舶
目的 燃焼機関の排ガスに含まれる窒素酸化物と硫黄酸化物の処理に必要な薬剤を同一のものにすることで薬剤に関わる作業量を軽減するとともに、窒素酸化物と硫黄酸化物を効果的に除去する。
効果 脱硝還元剤を、脱硝および脱硫に用いることで、脱硝還元剤についての作業の効率化や供給の簡素化を図ることができる。また、脱硝を脱硫の前に行うことで、脱硝反応によって発生した熱を脱硫の際の脱硝還元剤の分解に利用することができ、また脱硝における反応を脱硫から独立して制御することができる。
脱硝還元剤分解触媒を排ガスで加熱することでアンモニアの発生を効果的に行うことができる。
燃焼機関の冷却水を利用して生成した清水を使用することができる。
技術概要
燃焼機関から排出される排ガスに含まれる窒素酸化物および硫黄酸化物を処理する排ガス処理方法であって、
前記排ガスに含まれる前記窒素酸化物を、貯留手段から供給される脱硝還元剤を前記排ガスの熱により分解させたアンモニアを用いて選択的還元触媒により脱硝し、
脱硝後に、前記選択的還元触媒による脱硝反応により温度が上昇した前記排ガスの熱を用いて前記貯留手段から別途供給される前記脱硝還元剤からアンモニアを発生させ、
別途供給された前記脱硝還元剤から発生させた前記アンモニアを水に溶解したアンモニア水に前記硫黄酸化物を吸収させて脱硫を行うことを特徴とする排ガス処理方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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