出願番号 |
特願2019-068917 |
出願日 |
2019/3/29 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2020-163337 |
公開日 |
2020/10/8 |
登録番号 |
特許第7357331号 |
特許権者 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
スクラバ装置、及びスクラバ装置を搭載した船舶 |
技術分野 |
機械・加工、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
燃焼機関からの排ガスを処理するスクラバ装置、及びスクラバ装置を搭載した船舶 |
目的 |
燃焼機関からの排ガスを処理する能力を十分にもち、かつ小型であるスクラバ装置、及びスクラバ装置を搭載した船舶を提供する。 |
効果 |
第1排ガス経路と第2排ガス経路の接続部に液体回収手段を設けているため噴射した液体が回収しやすく、処理用の液体を排ガスの流れと並行に噴射するため、燃焼機関に逆圧がかかって燃焼に支障を来たすことがなく、高い排ガス処理能力を有する小型のスクラバ装置とすることができる。また、処理用の液体を第1排ガス経路のみにおいて噴射することにより、液体の噴射量が少なくてすみ、スクラバ装置の簡素化も図れる。また、負荷に応じて適正な液量を確保し、より適切に排ガスの処理を行うことができる。 |
技術概要
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燃焼機関からの排ガスを処理するスクラバ装置であって、前記排ガスの流れる第1排ガス経路と、前記第1排ガス経路の前記排ガスに対して処理用の液体を前記排ガスの流れと並行に噴射する液体噴射手段と、前記第1排ガス経路に接続された第2排ガス経路と、前記第1排ガス経路と前記第2排ガス経路の接続部に設けた前記液体を回収する液体回収手段と、前記液体噴射手段から噴射される前記液体の流量を前記燃焼機関の負荷に応じて変更する液体流量変更手段とを備え、前記液体噴射手段を複数個設けるとともに、それぞれの噴射ノズルの口径を異ならせ、処理用の前記液体を前記第1排ガス経路のみにおいて噴射し、前記液体流量変更手段は、前記燃焼機関の前記負荷に応じ使用する前記複数個の前記液体噴射手段を選択することにより、前記変更を行うことを特徴とするスクラバ装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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