AIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法、避航対象判別情報共有方法、避航対象判別プログラム、及び避航対象判別利用方法

開放特許情報番号
L2024001131
開放特許情報登録日
2024/5/10
最新更新日
2024/5/10

基本情報

出願番号 特願2019-068470
出願日 2019/3/29
出願人 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
公開番号 特開2020-164110
公開日 2020/10/8
登録番号 特許第7357330号
特許権者 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 AIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法、避航対象判別情報共有方法、避航対象判別プログラム、及び避航対象判別利用方法
技術分野 輸送、情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 AIS(船舶自動識別装置、Automatic Identification System)を搭載していないAIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法、避航対象判別情報共有方法、避航対象判別プログラム、及び避航対象判別利用方法
目的 AIS非搭載障害物が、レーダーで感知し難く見落としやすい小型船又は海氷等である場合や、地形的な制約等によりレーダーに映らない場所に存在する場合であっても、その存在や場所を精度よく推定するAIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法、避航対象判別情報共有方法、避航対象判別プログラム、及び避航対象判別利用方法を提供する。
効果 AIS非搭載障害物が、レーダーで感知し難く見落としやすい小型船又は海氷等である場合や、地形的な制約等によりレーダーに映らない場所に存在する場合であっても、その存在を精度よく推定してAIS非搭載障害物との衝突を回避することができる。また、他船が避航動作を行わなかった場合の他船とAIS非搭載障害物との衝突位置を推定することができる。また、AIS非搭載障害物が移動体か否かを判断することができる。
技術概要
自船の周辺に存在する他船のAIS情報を受信するAIS情報受信過程と、
前記AIS情報を蓄積したAIS情報の時系列データに基づいた航跡情報から前記他船の変針を判断し、前記変針が前記他船の走行の障害となる障害物を避けるための避航動作であるか否かを判断する避航動作判別過程と、
前記避航動作判別過程の判断結果と前記AIS情報から、前記障害物がAIS非搭載障害物であるか否かを判断する避航対象判別過程と、
前記避航対象判別過程の判断結果と前記他船の前記航跡情報に基づき、前記他船と前記AIS非搭載障害物とが衝突する位置を推定する衝突位置推定過程と、
前記衝突位置推定過程の推定結果と、前記他船の他の周辺船舶に関する前記AIS情報と、前記周辺船舶から得られるレーダー情報、カメラ情報のいずれかに基づき、前記AIS非搭載障害物が移動体か否かを判断する移動体判断過程と、からなることを特徴とするAIS非搭載障害物の存在を推定する避航対象判別方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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