エンジン状態観測器を用いたエンジン制御方法、エンジン制御プログラム及びエンジン制御装置

開放特許情報番号
L2024001129
開放特許情報登録日
2024/5/10
最新更新日
2024/5/10

基本情報

出願番号 特願2020-136636
出願日 2017/7/19
出願人 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
公開番号 特開2020-186730
公開日 2020/11/19
登録番号 特許第7232532号
特許権者 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 エンジン状態観測器を用いたエンジン制御方法、エンジン制御プログラム及びエンジン制御装置
技術分野 機械・加工
機能 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造
適用製品 排気弁と燃料調節手段を備えたエンジンを、エンジンモデルによりエンジン状態を推定するエンジン状態観測器を用いて制御するエンジン制御方法、エンジン制御プログラム及びエンジン制御装置
目的 エンジンモデルを用いて空気過剰率を推定し、推定した空気過剰率に基づいてエンジンを制御することによりエンジン性能を非定常状態においても最大効率に維持することができる、エンジン状態観測器を用いたエンジン制御方法、エンジン制御プログラム及びエンジン制御装置を提供する。
効果 非定常状態においても確実かつ正確に計測できるエンジン回転数等に基づいて空気過剰率を推定するため、推定した空気過剰率の精度が高い。また、エンジン状態を把握する上で重要な空気過剰率を推定して排気弁の排気弁開度を制御するため、エンジン性能を最大効率に維持しやすくなる。
技術概要
エンジンへ1の空気量G↓aを算出するための状態初期値を設定し、船舶のプロペラを駆動するエンジンの回転数n↓eをセンサ値として検出して実海域の外乱を考慮した負荷を推定するプロペラモデルと連係したエンジン状態観測器15のエンジンモデルに入力し、エンジンモデルでエンジンの回転数n↓eと負荷に基づいて燃料量G↓fを求め、状態初期値とセンサ値より得られるエンジンモデルの観測パラメータに基づいてエンジン1への空気量G↓aを求め、燃料量G↓fとエンジン1への空気量G↓aとにより空気過剰率λを推定し、推定した空気過剰率λが運転初期の値よりも下がった場合に、空気過剰率λを回復するように少なくとも排気弁6の排気弁開度EVCを制御する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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