出願番号 |
特願2020-212641 |
出願日 |
2020/12/22 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2021-103167 |
公開日 |
2021/7/15 |
発明の名称 |
疲労亀裂の進展抑制/検出方法、及び疲労亀裂の進展抑制/検出シート |
技術分野 |
情報・通信、機械・加工 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
船舶、橋梁、車輌、航空機、工作機械等の各種構造物の母材に生じる疲労亀裂の進展を抑制又は検出する疲労亀裂の進展抑制/検出方法、及び疲労亀裂の進展抑制/検出シート |
目的 |
湿潤腐食環境を現場で簡便かつ局所限定的に作り出し、生じさせた腐食生成物のくさび効果により、従来は困難であった亀裂先端部においても、亀裂の進展を効果的に抑制することができ、また亀裂を目視により容易に検出することができる疲労亀裂の進展抑制/検出方法、及び疲労亀裂の進展抑制/検出シートを提供する。 |
効果 |
浸漬状態のように亀裂面の金属イオンが著しく溶出することがなく、亀裂面上に適度の腐食生成物(錆)が生じる程度の湿潤腐食環境を現場で簡便かつ局所限定的に作り出し、生じさせた腐食生成物のくさび効果により、従来は困難であった亀裂先端部においても、亀裂の進展を効果的に抑制することができ、また亀裂を目視により容易に検出することが可能となる。さらに、外圧や接触に強いため、施工性や耐環境性を向上させることができる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2024/001/L2024001122/sL202400112201.jpg) |
母材の疲労亀裂の進展を抑制/検出する疲労亀裂の進展抑制/検出方法であって、金属製の前記母材の前記疲労亀裂の開口部に水を保有する含水材を臨ませ、前記含水材を前記水の乾燥を防止するシート手段により覆って設け、前記含水材の前記水と大気又は酸化剤から供給される酸素により、前記疲労亀裂の内部を湿潤腐食環境に保持して前記母材の腐食生成物を生じさせ、膨張する前記腐食生成物のくさび効果により前記疲労亀裂の進展を抑制する及び/又は前記母材の腐食生成物による変色により前記疲労亀裂の進展を検出することを特徴とする疲労亀裂の進展抑制/検出方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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