ジルコニア連続繊維を強化繊維とする酸化物系セラミック基複合材料の製造方法

開放特許情報番号
L2024001091
開放特許情報登録日
2024/5/9
最新更新日
2024/5/9

基本情報

出願番号 特願2022-100201
出願日 2022/6/22
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2024-001511
公開日 2024/1/10
発明の名称 ジルコニア連続繊維を強化繊維とする酸化物系セラミック基複合材料の製造方法
技術分野 化学・薬品、無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 酸化物系セラミック基複合材料の製造方法に関し、特に改良された高耐熱性のジルコニア連続繊維を強化材とするジルコニア系セラミックスをマトリックスとする耐熱、耐環境性に優れた複合材料の製造方法
目的 SiC/SiC複合材料よりも最高使用温度が高いセラミック基複合材料に関し、特に耐熱性、耐環境性の高いセラミックマトリックスを、同様に耐熱性、耐環境性が高いセラミック繊維で強化した高靭性、高強度セラミック基複合材料の製造方法を提供する。
効果 ジルコニア連続繊維/BaZrO3マトリックス複合材料またはジルコニア連続繊維/ジルコニアマトリックス基複合材料が製造できる。そこで、製造されたセラミック基複合材料は、最高使用可能温度が1400℃程度とされてきたSiC/SiC複合材料よりも最高使用温度が高い、高靭性、高強度複合材料として好適である。
技術概要
ジルコニア連続繊維に炭素をコーティングしてなる繊維束、二次元織物、または三次元織物の少なくとも一種類を提供する第一工程と、
細粒のBaZrO↓3粉末またはジルコニア系セラミックス粉末を、水またはジルコニア系セラミックス前駆体を有機溶媒に溶解した前駆体溶液と、所定割合で混合したスラリー調製を行う第二工程と、
前記スラリーを前記繊維束、二次元織物、または三次元織物の少なくとも一種類に塗布または含浸しプリプレグを作製する第三工程と、
前記プリプレグを乾燥またはゲル化後乾燥する第四工程と、
常温から非酸化成雰囲気で所定の昇温速度で所定温度まで焼成しプリフォームを作製し、焼成後さらに前記前駆体溶液を含侵、ゲル化させ、再び焼成を繰り返し、焼成して緻密化する第五工程と、
を備えるジルコニア連続繊維を強化繊維とする酸化物系セラミック基複合材料の製造方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT