暗号鍵共有システム

開放特許情報番号
L2024000949
開放特許情報登録日
2024/4/24
最新更新日
2024/4/24

基本情報

出願番号 特願2022-048057
出願日 2022/3/24
出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号 特開2023-141640
公開日 2023/10/5
発明の名称 暗号鍵共有システム
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 見通し通信路を伝播する光信号を利用した、情報理論的に安全な暗号鍵を共有する技術に関し、見通し通信路を切り替えるサイトダイバーシティ型の暗号鍵共有システム
目的 見通し通信路の状態と漏洩情報量との間の相関関係を推定し、見通し通信路の実際の環境に適応して、安全な暗号鍵を生成するとともに、サイトダイバーシティにより複数の見通し通信路から安全な見通し通信路に切り替えて、暗号鍵を共有することが可能なサイトダイバーシティ型の暗号鍵共有システムを提供する。
効果 見通し通信路の状態と漏洩情報量との間の相関関係を推定し、複数の見通し通信路から安全な見通し通信路に切り替えて、見通し通信路の実際の環境に適応した安全な暗号鍵を生成することができる。
技術概要
見通し通信路を伝播する光信号を利用して、送信装置と、複数の見通し通信路ごとに配置した受信装置との間で暗号鍵を共有する暗号鍵共有システムであって、
前記見通し通信路ごとに、大気の環境を測定する少なくとも1つの測定装置と、
予め機械学習により学習したモデルを用いて、前記測定装置が出力する測定値から盗聴者への漏洩情報量を推定する漏洩情報量推定装置と、
前記暗号鍵の素となる乱数ビット列を前記光信号に符号化して前記見通し通信路に送出する光信号送信部、前記乱数ビット列から公開通信路を介した鍵蒸留処理により前記暗号鍵を生成する第1鍵蒸留処理部、および、前記漏洩情報量に基づいて前記見通し通信路を切り替える見通し通信路切替制御部、を有する前記送信装置と、
前記見通し通信路を介して前記光信号を受光して乱数ビット列に復号する光信号受信部、および、復号した乱数ビット列から前記公開通信路を介した鍵蒸留処理により前記暗号鍵を生成する第2鍵蒸留処理部、を有する複数の前記受信装置と、を備え、
前記第1鍵蒸留処理部および前記第2鍵蒸留処理部は、前記漏洩情報量に応じた圧縮率で鍵蒸留を行うことを特徴とする暗号鍵共有システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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