出願番号 |
特願2023-074946 |
出願日 |
2023/4/28 |
出願人 |
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 |
特開2023-169873 |
公開日 |
2023/11/30 |
発明の名称 |
疲労亀裂の補修用部材 |
技術分野 |
機械・加工、土木・建築 |
機能 |
材料・素材の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
各種構造物に生じる疲労亀裂に対して設けたストップホール及び/又はウェッジホールにはめ込んでくさび荷重を付与することにより孔端部の応力変動幅を抑制し、孔端からの亀裂の再発を防止、再発亀裂の進展を抑制する補修用部材 |
目的 |
構造物に生じた疲労亀裂の補修に用いる適応型の斜面型くさび部材に関し、斜面勾配が比較的大きい場合であっても第2斜面部品のせり上がり動作を円滑なものとする。 |
効果 |
疲労亀裂の補修用部材によれば、付勢力の作用方向を斜面部品の斜面と平行にすることにより、ストップホール又はウェッジホールの伸長時に円孔端との間に微小な間隙が生じ第2斜面部品が第1斜面部品の斜面上を摺動してせり上がろうとする瞬間、付勢力によって第1斜面部品の斜面と第2斜面部品の斜面との間に生じる垂直抗力がゼロとなるため、摩擦抵抗力が大幅に低減し、第2斜面部品を自動的に円滑にせり上がらせることができる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2024/000/L2024000897/sL202400089701.jpg) |
構造物に生じた疲労亀裂に対して設けたストップホール及び/又はウェッジホールにはめ込んで前記構造物の応力変動幅を抑制するための補修用部材であって、前記ストップホール及び/又は前記ウェッジホールにはめ込む斜面を有した第1斜面部品と、前記第1斜面部品上を摺動する斜面を有した第2斜面部品と、前記ストップホール及び/又は前記ウェッジホールの伸長時に前記第2斜面部品が前記第1斜面部品上を摺動しせり上がることにより生じるくさび荷重を前記ストップホール及び/又は前記ウェッジホールに付与するため、前記斜面と平行の付勢力を前記第2斜面部品に自動的に付与する平行付勢力付与手段とを備えたことを特徴とする疲労亀裂の補修用部材。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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