目的
ALLは血液の癌といわれる白血病の一つである。白血病幹細胞を含むがん細胞は多段階の遺伝子異常を経て発生するが、白血病細胞特異的に増殖を抑制する薬剤はがん化した白血病細胞を細胞死に至らしめることが期待される。よって、新規な白血病細胞増殖抑制剤を提供する。
効果
フザラミン物質は、ヒト急性前骨髄性白血病由来細胞株、ヒトT細胞性白血病由来細胞株、およびヒト急性単球性白血病由来細胞株に対して増殖抑制を誘発することができることから、新規の白血病細胞増殖抑制剤となる。また、本発明のフザリウム・エスピー(Fusariumsp.)FKI−7550株は、フザラミン物質を産生することから、フザラミン物質の製造に利用することができる。
技術概要
下記式で表されるフザラミン物質若しくはその塩、又はその水和物若しくは溶媒和物。
【化1】