人工関節置換術における骨頭受け側コンポーネント設置不良防止システム

開放特許情報番号
L2024000692
開放特許情報登録日
2024/4/3
最新更新日
2024/4/3

基本情報

出願番号 特願2016-049979
出願日 2016/3/14
出願人 学校法人北里研究所
公開番号 特開2017-164053
公開日 2017/9/21
登録番号 特許第6739768号
特許権者 学校法人北里研究所
発明の名称 人工関節置換術における骨頭受け側コンポーネント設置不良防止システム
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造
適用製品 人工関節(股関節又は肩関節)置換術に利用し得る、骨頭受け側コンポーネント設置不良防止システム
目的 ステムと骨頭の受け側コンポーネント設置の際のハンマリングにおいてもハンマリング時に発生する音の変化により、固定化が適切にされたかを判断することができ、その結果、コンポーネント周辺組織の損傷を防止し得るシステムの提供。
効果 人工関節置換術における骨頭の受け側コンポーネントの設置時に適切なハンマリング回数を判断することができ、受け側コンポーネントを十分な固定性をもって的確に設置するとともに、過剰なハンマリングによるコンポーネ
ント周辺の組織の損傷を防止することができる。
技術概要
人工股関節又は人工肩関節置換術において、寛骨又は肩甲骨若しくは上腕に骨頭を受ける側のコンポーネントを設置する際に、コンポーネントが固定性をもって的確に設置されたことを表示することにより、コンポーネント設置時のコンポーネント周辺の寛骨又は肩甲骨若しくは上腕の損傷を防止するシステムであって、
(i)コンポーネント設置のためのハンマリング時に発生する音を集音するマイク、
(ii)マイクにより集音された音の周波数スペクトラムを求める手段、
(iii)(ii)で求めた周波数スペクトラムからピーク周波数を求める処理手段、
(iv)(iii)で求めたピーク周波数を記憶する記憶手段、及び
(v)(iii)の処理手段の制御信号に基づき警報を発するアラーム表示手段、を備え、
前記処理手段は、求めたピーク周波数を前記記憶手段に記憶された過去のピーク周波数と比較し、ピーク周波数が2.0〜7.0kHzで収束した場合に前記アラーム表示手段に警告を表示させる、システム。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人北里研究所

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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