Na+/H+アンチポーターの特異的阻害剤スクリーニング方法

開放特許情報番号
L2024000641
開放特許情報登録日
2024/3/29
最新更新日
2024/3/29

基本情報

出願番号 特願2020-026178
出願日 2020/2/19
出願人 学校法人 東洋大学
公開番号 特開2021-129511
公開日 2021/9/9
発明の名称 Na+/H+アンチポーターの特異的阻害剤スクリーニング方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、洗浄・除去
適用製品 多くの真正細菌や古細菌に広く存在するNa↑+/H↑+アンチポーター、特にMrp(Multiple Resistance and pH adaptation)型Na↑+/H↑+アンチポーターに対する特異的阻害剤のスクリーニング方法
目的 Na↑+/H↑+アンチポーターを特異的に阻害する化合物の候補を探索するための効果的なスクリーニング方法を提供する。
効果 低い偽陽性率で特徴付けられ得る。ハイスループットスクリーニング系として実施することにも適しており、創薬の研究または開発に直結し得るものである。
微生物の生育の有無または生育の程度を指標として阻害剤化合物候補を評価・同定できるものであるから、比較的単純な設備で、低コストでスクリーニングを行うことができる。
技術概要
非大腸菌Na↑+/H↑+アンチポーターに対する特異的阻害剤のスクリーニング方法であって、
(a−1)内因性Na↑+/H↑+アンチポーター遺伝子が欠損しており、かつ、非大腸菌Na↑+/H↑+アンチポーター遺伝子が導入された試験大腸菌を、試験化合物の存在下で、かつ、10mM未満である第1のナトリウムイオン濃度域のもとで培養することと、
(a−2)前記試験大腸菌を、前記試験化合物の存在下で、かつ、50〜500mMの範囲内である第2のナトリウムイオン濃度域のもとで培養することと、
(a−3)前記試験大腸菌を、前記試験化合物の非存在下で、前記第1のナトリウムイオン濃度域のもとで培養することと、
(a−4)前記試験大腸菌を、前記試験化合物の非存在下で、前記第2のナトリウムイオン濃度域のもとで培養することと
を含み、さらに、
(b)前記(a−1)における前記試験大腸菌の生育度と前記(a−3)における前記試験大腸菌の生育度、および前記(a−2)における前記試験大腸菌の生育度と前記(a−4)における前記試験大腸菌の生育度を比較すること
を含むアッセイを、複数種類の試験化合物について行うことを含む、
方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人東洋大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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