薄膜とその製造方法、円偏光検出素子、およびデバイス

開放特許情報番号
L2024000588
開放特許情報登録日
2024/3/28
最新更新日
2024/3/28

基本情報

出願番号 特願2022-526569
出願日 2021/5/25
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2021/241554
公開日 2021/12/2
登録番号 特許第7408183号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 薄膜とその製造方法、円偏光検出素子、およびデバイス
技術分野 電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 薄膜とその製造方法、円偏光検出素子、デバイス、および方法
目的 円偏光を直接検出するために、系全体に大きなキラル構造を促す新たな薄膜およびその製造方法。
効果 広い波長域の円偏光の直接検出を可能とする薄膜とその製造方法、当該薄膜を備えた円偏光検出素子、デバイス、および方法を提供することができる。
技術概要
円偏光検出のための薄膜であり、
ペロブスカイト型物質からなり、鎖状構造体を構成する複数の無機鎖と、
隣接する前記無機鎖同士の境界部のうち、少なくとも一部に含まれるキラル分子と、を備え、
前記キラル分子は、S体のキラル分子またはR体のキラル分子のどちらか一方のみ、あるいはどちらか一方の存在割合が他の一方の存在割合より高く、
前記ペロブスカイト型物質の結晶構造が、所定の方向に配向しており、
前記薄膜の単位厚み当たりの吸収強度が、50,000cm↑(−1)以上500,000cm↑(−1)以下であり、
前記ペロブスカイト型物質と前記キラル分子とが、三種類のイオンA、B、Xで構成される化合物ABX↓3を構成し、
前記イオンB、前記イオンXが、八面体構造を有する複数の単位ユニットを形成しており、かつ隣接する前記単位ユニットの前記八面体構造同士が、一つの面を共有する構造を含み、
前記キラル分子が、芳香族化合物であり、かつ、前記芳香族化合物が、芳香環を二つ以上有することを特徴とする薄膜。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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