物質内包ベシクル及びその製造方法

開放特許情報番号
L2024000579
開放特許情報登録日
2024/3/28
最新更新日
2024/3/28

基本情報

出願番号 特願2015-503072
出願日 2014/2/28
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2014/133172
公開日 2014/9/4
登録番号 特許第6049854号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 物質内包ベシクル及びその製造方法
技術分野 機械・加工、食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 新規な物質内包ベシクル及びその製造方法
目的 従来より高濃度の物質が封入された物質内包ベシクルの単分散集合体を提供する。
非荷電親水性セグメント及び第1の荷電性セグメントを有するブロック共重合体である第1の重合体と、第1の荷電性セグメントとは反対の電荷に帯電した第2の荷電性セグメントを有する第2の重合体とを含み、第1及び/又は第2の重合体が架橋された所定の重合体からなる架橋ベシクルの単分散集合体を、水性媒体中に目的物質を含む混合液と混合することにより、架橋ベシクルに目的物質を内包させる。
効果 高濃度の目的物質
であっても、物質内包ベシクルの単分散集合体を形成する製造方法。
2種以上の目的物質の封入量を制御して封入することができる物質内包ベシクルの製造方法。
ベシクルの大きな吸着材粒子を内包する、新たな構造を有する物質内包ベシクルが提供、斯かる吸着材内包ベシクルを極めて効率的に製造することが可能な方法が提供。
従来法では困難であった水溶性の低い目的物質を内包するベシクルを、効率的に作製する。
技術概要
非荷電親水性セグメント及び第1の荷電性セグメントを有するブロック共重合体である第1の重合体と、前記第1の荷電性セグメントとは反対の電荷に帯電した第2の荷電性セグメントを有する第2の重合体とを含んでなり、前記第1及び/又は前記第2の重合体が架橋された架橋膜と、
前記架橋膜によって包囲された内水相と
を含んでなり、前記内水相に目的物質が内包された物質内包架橋ベシクルの単分散集合体であって、
前記内水相に含有される前記目的物質の濃度が5mg/mLを上回る、かつ
前記第1及び/又は前記第2の重合体が架橋されていない点及び前記目的物質が内包されていない点で前記物質内包架橋ベシクルの単分散集合体と異なる空の非架橋ベシクルの単分散集合体を、前記物質内包架橋ベシクルの内水相と同一濃度の前記目的物質を水性媒体とともに含有する混合液中で混合した場合に、
前記目的物質が内包された物質内包非架橋ベシクルの単分散集合体の形成を阻害する濃度である、前記物質内包架橋ベシクルの単分散集合体。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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