物質内包ベシクル及びその製造方法

開放特許情報番号
L2024000578
開放特許情報登録日
2024/3/28
最新更新日
2024/3/28

基本情報

出願番号 特願2012-515955
出願日 2011/5/23
出願人 国立研究開発法人科学技術振興機構
公開番号 WO2011/145745
公開日 2011/11/24
登録番号 特許第5843763号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 物質内包ベシクル及びその製造方法
技術分野 機械・加工、有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 高分子の自己組織化により得られる空ベシクルの空隙部に物質を包含・担持させたベシクル(物質内包ベシクル)を簡便且つ効率的に製造する方法と、斯かる方法により得られる新規な物質内包ベシクル
目的 高分子の自己組織化により得られるベシクルの空隙部に物質が内包された物質内包ベシクルを、簡便且つ効率的に製造する方法を提供する。
また、有効成分の担持安定性や複数成分の担持制御性が改善された、新たなベシクルを提供する。
効果 高分子の自己組織化により得られるベシクルの空隙部に物質が内包された物質内包ベシクルを、簡便且つ効率的に製造することが可能となる。また、この方法により、有用性を有する新規な物質内包ベシクルが提供される。
また、所定のブロック共重合体と核酸とを含む膜によって空隙部が包囲された、新規な構造を有するベシクルも提供される。
技術概要
空隙部に物質が内包された物質内包ベシクルを製造する方法であって、
非荷電親水性セグメント及び第1の荷電性セグメントを有するブロック共重合体である第1の重合体と、前記第1の荷電性セグメントとは反対の電荷に帯電した第2の荷電性セグメントを有する第2の重合体とを含んでなる膜を有するとともに、前記膜によって包囲された空隙部を有する、予め調製された空ベシクルを、前記物質とともに水性媒体中で混合する工程、
を含んでなり、
ここで、非荷電親水性セグメントがポリアルキレングリコールであり、第1及び第2の荷電性セグメントのうちカチオン性セグメントがポリアミンであり、アニオン性セグメントがポリカルボン酸、ポリスルホン酸、及びポリリン酸から選択される、方法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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