植物の生葉のマイクロ波加熱乾燥法による微粉末化方法並びに生葉微粉末化製品

開放特許情報番号
L2024000555
開放特許情報登録日
2024/3/18
最新更新日
2024/3/18

基本情報

出願番号 特願2009-236741
出願日 2009/10/13
出願人 玉木 正邦、新垣 賢栄
公開番号 特開2010-116393
公開日 2010/5/27
登録番号 特許第4874379号
特許権者 玉木 正邦、新垣貴裕
発明の名称 植物の生葉のマイクロ波加熱乾燥法による微粉末化方法並びに生葉微粉末化製品
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出
適用製品 植物の葉から効果的に機能し易い状態の活性化葉緑素を実現すると共に、活性化葉緑素やそれぞれの植物の葉特有の有用成分を摂取し又は抽出し易いように生葉をマイクロ波加熱乾燥して微粉末化し、かつ簡易な方法で効率的に均質に製造可能とする
目的 新鮮な植物としての水分が残存した状態の生の葉から、葉緑素としての効能を発揮し易い活性化状態の生葉粉末と各種生葉特有の有用成分を均質にかつ安価に抽出採取又は製品化可能なマイクロ波加熱乾燥法を実現すると共に生産した生葉微粉末の効果的な活用法を実現する。また、薬用的有効成分の他、葉に由来する赤、黄色、紫など花の色素も抽出することができ、この色素原料の粉末化も可能とする。
効果 微粉末を経口摂取する場合に比べて速い効果が期待でき、微粉末品とは異なる需要や用途が期待できる。
技術概要
植物の生葉原料を、通気性を良くするために側壁に多数の孔や窓孔を開け、上端が開口し下端が水平なマイクロ波に反応しない材質から成る容器に投入し、該容器を左右又は前後の側壁に設けた開口から、間欠走行するベルトコンベアーで搬入して、マイクロ波照射室中のターンテーブルに載置し、かつ前記開口を閉鎖してマイクロ波加熱による乾燥処理を行なうにあたって、
マイクロ波を一次照射することによって、生葉中の水分が表面に発熱移行し蒸発して乾燥が行われた後に、乾燥度の低い部位の水分が乾燥の進行している部位に自然と移動して均され、生葉全体における乾燥度と温度が均一になるように休止期間をおいて一旦冷却して常温に戻し、かつ水分を排除して、さらに、
マイクロ波を二次照射して再度加熱乾燥させ、香ばしい焙煎臭が発生してから、炭化したり焦げる直前までに二次照射を完了し、
前記乾燥処理した葉を早めに粉砕処理することによって、生葉の葉緑素や有用成分を効果的に摂取又は抽出可能なように微粉末化することを特徴とする生葉の微粉末化方法。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 この特許は、植物の生葉から高い抗酸化力や免疫調節作用を持つ活性化葉緑素を効果的に抽出できる微粉末を作る技術です。マイクロ波を二段階に分けて照射することで、生葉の水分と温度を均一にし、香ばしい焙煎臭を発生させながら乾燥させ、その後、粉砕処理を行うことで、生葉の葉緑素や有用成分を効果的に摂取又は抽出可能な微粉末にします。パッションフラワーやグァバ、月桃、桑などの亜熱帯性ないし熱帯性の植物にも適用でき、健康食品や薬品の原料として利用できます。また、マイクロ波電磁波装置は家庭用・業務用・大型機械全ての機種に対応しています。国内では地方の農家が薬草の商品化に活用でき、6次産業向けに適した特許技術です。

登録者情報

登録者名称 福島特許事務所

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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