抗真菌剤の活性増強作用を有する新規物質およびその製造方法と用途

開放特許情報番号
L2024000463
開放特許情報登録日
2024/3/12
最新更新日
2024/3/12

基本情報

出願番号 特願2011-041894
出願日 2011/2/28
出願人 学校法人北里研究所
公開番号 特開2012-175955
公開日 2012/9/13
登録番号 特許第5843188号
特許権者 学校法人北里研究所
発明の名称 抗真菌剤の活性増強作用を有する新規物質およびその製造方法と用途
技術分野 食品・バイオ、有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 ポリエンマクロライド系薬剤、アゾール系薬剤等の抗真菌剤の活性増強作用を有する新規FKI−4981B物質およびその製造法また用途
目的 アムホテリシンBおよびアゾール系抗真菌剤の抗真菌活性を上昇させる薬剤は、薬剤の投与量を減量し、及び/又は期間を短縮させることにより、腎毒性あるいは耐性菌出現の頻度を低減させることが期待される。抗真菌剤の活性増強作用を有する薬剤を提供することは、深在性真菌症をはじめとする多くの真菌感染症の治療上有用である。
効果 新規物質FKI−4981B(以下、「化合物[I]」と略称する)およびその塩は、アムホテリシンBといったポリエンマクロライド系薬剤およびミコナゾーズその他のアゾール系薬剤を包含する抗真菌剤の活性を著しく増強する作用を有しており、真菌感染症の治療又は予防のための抗真菌剤との併用剤として非常に有用であると期待される。この化合物[I]単独での抗真菌活性は、現在までのところほとんど認められないが、糸状菌に属するムコール・ラセモサス (Mucor racemosus) に対して弱い抗真菌活性を有していることが判明している。
技術概要
下記式[I]で表される化合物であるFKI−4981B物質及びその製薬学的に許容される塩。
【化3】
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人北里研究所

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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