建物、構造物のタイル落下防止工法(新設)

開放特許情報番号
L2024000459
開放特許情報登録日
2024/3/14
最新更新日
2024/3/14

基本情報

出願番号 特願2023-006489
出願日 2023/1/19
出願人 冨田 穣
登録番号 特許第7432173号
特許権者 冨田 穣
発明の名称 建物、構造物のタイル落下防止工法
技術分野 土木・建築
機能 接着・剥離、材料・素材の製造
適用製品 建物等外壁タイルの落下防止工法
目的 タイルの裏面には、モルタルとの付着効果を上げるための溝、裏足がある。この溝間を利用して、嵌合する交点部材を固定中心として線材でタイル間を結ぶネットを構成することで、面的ネットワーク連結が可能である。たとえ一部タイルが剥離しても命綱で結ばれていることで助かるフェールセーフの考え方を取り入れた工法である。経年の既設建物のタイルには目地材を除去し、目地間に新たに線材を敷設し落下防止とする。
効果 タイル1枚の浮き兆候から落下までのタイムラグ、さらにタイルブロック全体の抵抗で予防できる。金属探査機で見えない内部の連結が可視化できる。既設のタイル貼りの目地間のモルタル、樹脂を表面から除去し、線材を幾何学的に張り巡らし、新たに目地充填することで落下防止を図る事ができる。
技術概要
建物、構造物の柱、壁コンクリートの表面1にモルタル2または接着剤で裏足あり
3を貼るタイル工事において複数枚の裏足ありタイルを面的なブロック単位として落下防止を図るとしたもので裏面において線材を網目に配しタイル1枚に少なくとも1箇所の交点を生み出し、交点に交点部材を配してタイル落下防止ネット9とし、交点部材はタイル裏面の溝部5に嵌合して固定する平面視が概矩形の塊で成り、線材8は交点部材から隣接タイルまたは一つ飛びまでに伸びる水平方向、鉛直方向または斜め方向の線材で、タイル落下防止ネット9は方形、ひし形または3角形を基調とする網目を形成するタイル裏面の落下防止ネットであって、交点部材、強化プラスチックまたは塊で成り、線材は、糸状の強化プラスチック、プラスチック、ステンレス、針金、ワイヤー、より線、ロープまたはピアノ線で成り、ブロック単位の複数枚の隣接タイルまたは一つ飛びのタイルの裏面の溝部に、タイル落下防止ネットの交点部材を嵌合して装着することで複数枚分の固定点とし、複数枚の前記隣接タイル間または一つ飛びの裏面間を結ぶ線材とでタイル貼り工事の相互間を連結することを特徴とする建物、構造物のタイル落下防止工法
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 建物のタイル落下事故は、人命にかかわる重大案件。新設タイル工事で裏足間をネット線材で嵌合すればしネットワークが完了、落下しない。

登録者情報

登録者名称 冨田 穣

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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