黒鉛粒子の集まりからグラフェンの集まりを製造し、該グラフェンをαオレフィン誘導体の微細結晶の集まりで覆い、該αオレフィン誘導体の微細結晶の集まりで覆われたグラフェンの集まりから1枚1枚のグラフェンを取り出す方法

開放特許情報番号
L2024000457
開放特許情報登録日
2024/3/14
最新更新日
2024/3/14

基本情報

出願番号 特願2020-101931
出願日 2020/6/11
出願人 小林 博
公開番号 特開2021-195271
公開日 2021/12/27
登録番号 特許第7377480号
特許権者 小林 博
発明の名称 黒鉛粒子の集まりからグラフェンの集まりを製造し、該グラフェンをαオレフィン誘導体の微細結晶の集まりで覆い、該αオレフィン誘導体の微細結晶の集まりで覆われたグラフェンの集まりから1枚1枚のグラフェンを取り出す方法
技術分野 化学・薬品、無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 αオレフィン誘導体を介して重なり合ったグラフェンを、ビーズミル装置によって1枚1枚のグラフェンに分離するため、先願における気流式の粉砕機によって1枚1枚のグラフェンに分離する方法
目的 重なり合ったグラフェンの集まりから、1枚1枚のグラフェンを取り出す方法。
効果 黒鉛粒子からグラフェンの集まりを安価に製造し、該グラフェンの集まりから1枚1枚のグラフェンを安価に取り出す方法。
技術概要
炭素数が5−8からなるアルカン中で、黒鉛粒子の集まりに電界を加え、黒鉛粒子の基底面の層間結合の全てを破壊し、グラフェンの集まりを製造し、ホモジナイザー装置の稼働で、前記アルカン中で1枚1枚のグラフェンに分離させる。さらに、粘度を高めた有機化合物中でグラフェン同士を重ね合わせ、該グラフェンの集まりを、ビーズミル装置の粉砕室で1枚1枚のグラフェンに分離させる。この後、前記粘度を高めた有機化合物を固化し、固体の有機化合物で覆われた1枚1枚のグラフェンを取り出す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 有機化合物の溶解液を介して重なり合ったグラフェンの集まりを、湿式ビーズミル装置によって、1枚1枚のグラフェンに分離する方法であり、ビーズの重量が、有機化合物の溶解液を介してグラフェン同士が重なり合ったグラフェンの重量より著しく大きいため、グラフェンがビーズと衝突する際に受ける衝撃力が、グラフェン同士が衝突する際に受ける衝撃力より著しく大きく、1枚1枚のグラフェンに分離される処理時間が短くなる。いっぽう、グラフェンは、せん断弾性率が440GPaという大きな数値を持つ最も強靭な物質であり、高速で粉砕室を旋回するビーズがグラフェンに衝突しても、グラフェンは破壊しない。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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