マイクロ波加熱による金属微粒子の製造
- 開放特許情報番号
- L2024000410
- 開放特許情報登録日
- 2024/3/22
- 最新更新日
- 2024/3/22
基本情報
出願番号 | 特願2011-156690 |
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出願日 | 2011/7/15 |
出願人 | 国立大学法人東京工業大学、四国計測工業株式会社 |
公開番号 | |
公開日 | 2013/2/4 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人東京工業大学、四国計測工業株式会社 |
発明の名称 | マイクロ波加熱による金属微粒子の製造 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 光触媒、金属触媒などの種々の触媒、導電膜用材料、記憶材料、発光材料、オプトエレクトロニクスなどの広範な分野における基本材料として使用することのできるナノサイズの金属微粒子を効率よく製造し提供する |
目的 | 従来のオイルバス、電熱などの間接加熱方式を採用すると、反応に数時間以上の長時間を要し、また粒径分布が粗くなる傾向を示す問題を解決する。また、簡便に入手できる金属酸化物類を原料として金属微粒子を高収率で製造する技術を提供する。また、高収率で金属微粒子が得られる製造方法および装置を提供
する。また、平均粒径が10nm以下で単分散性を有する金属微粒子を短時間で製造する。 |
効果 | 次のような効果が奏される。
(1)金属微粒子の製造原料として、入手が容易な金属酸化物あるいは金属水酸化物を利用することができる。 (2)従来のオイルバス加熱などの間接加熱では、数時間以上の反応時間を要したが、短時間で金属微粒子が製造できる。さらに、従来のマイクロ波加熱では金属微粒子が製造できなかった反応条件での製造が可能となる。 (3)単分散性で約10nm以下のナノサイズ金属微粒子を収率よく製造することができる。 (4)反応時における反応容器の破損、損傷などの問題が解消される。 |
技術概要 |
金属酸化物または金属水酸化物を分散した有機溶媒にマイクロ波を照射して加熱することにより平均粒径が10nm以下の金属微粒子を製造する方法であって、該有機溶媒中に、酸性化合物または塩基性化合物、および有機修飾剤が含有されており、該酸性物質が、硝酸、塩酸またはその混合物から選ばれ、該塩基性化合物が、イミダゾール化合物から選ばれ、該有機修飾剤が、炭素数8以上の脂肪酸またはアミン化合物から選ばれることを特徴とする金属微粒子の製造方法。 |
実施実績 | 【有】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 四国計測工業株式会社 |
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その他の情報
関連特許 |
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