オートマチック車の重大事故発生抑止補助具(極めて簡単かつ廉価で既存のあらゆるオートマチック車に簡単に装着できるオートマチック車の重大事故発生抑止補助具です。この特許権の機能的デザインを意匠登録(意匠登録第1668224号)済です)

開放特許情報番号
L2024000377
開放特許情報登録日
2024/2/29
最新更新日
2024/2/29

基本情報

出願番号 特願2021-160021
出願日 2019/9/16
出願人 株式会社富祥
公開番号 特開2022-008657
公開日 2022/1/13
登録番号 特許第7131786号
特許権者 株式会社富祥
発明の名称 オートマチック車の重大事故発生抑止補助具
技術分野 機械・加工、輸送、生活・文化
機能 機械・部品の製造、安全・福祉対策、環境・リサイクル対策
適用製品 アクセルペダルとブレーキペダルを備えた全てのオートマチック車(公共交通機関等の急速な簡略化に伴い、交通の便が極めて悪くなった地方で病院やスーパーの買い物、役所などに行くときに軽自動車等の高齢者による運転が必須であるオートマチック車に特に適しています)
目的 既存のオートマチック車をディーラーや修理工場で特別に改造する事なく、運転者である高齢者がアクセルペダルとブレーキペダルに自ら取り付けることもできる簡易な構成を有することで、極めて簡単な構成でコストを安く抑えかつオートマチック車への取り付けをた易くかつ迅速に行うことができ、かつ近年社会問題化しているブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いに伴って発生する重大な事故を防止します。
効果 極めて簡単な構成でコストを安く抑えかつオートマチック車への取り付けをた易くかつ迅速に行うことができ、かつ近年社会問題化しているブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いに伴って発生する重大な事故を防止します。また補助具の本体に特別な段差を有しており、高齢者が運転中にアクセルペダルを踏む足の内側側面を押し付けることで、その足がアクセルペダルを踏んでいることを常に意識でき、緊急の時にブレーキペダルへの足の踏み変えを確実に行えます。
技術概要
重大事故発生抑止補助具は、上面押さえ板と下面押さえ板を有し、ブレーキペダルに取り付けてこれに固定するブレーキペダル固定部と、アクセルペダルを所定量踏み込んだ際に連動して動くアクセルペダル踏込み受け部と、ブレーキペダル固定部とアクセルペダル踏込み受け部とを連結する連結部を有し、アクセルペダルを所定量以上踏み込んだ際にアクセルペダル踏込み受け部の動きが連結部を介してブレーキペダル固定部に伝わり、アクセルペダルの更なる踏み込みに連動してブレーキペダルも同時に踏み込まれるように動作します。そして高齢の運転者は自ら車を運転する際にアクセルペダルとブレーキペダルに直接取り付けて、運転を終えた際に直接取り外す作業を行うことで、この学習記憶によりアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いを防止することができます。更にはアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いを何度も繰り返してしまうことで、自らの体験により運転を継続し続けることは家族の忠告通りやはり危険であることを運転者自身が強く認識することができ、運転継続は無理であることを自ら認識して、家族との間のトラブルなしに運転の継続を自ら断念可能となります。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【要】 
対価条件(ランニング) 【要】 
希望譲渡先(国内) 【可】 

アピール情報

アピール内容 【本特許製品を取り付けた車両の運転中に生じるメリット】
車輛の運転中、運転者は視線の向きをフロントウィンドウ越しに進行方向前方に向かって保っていなければならないため、本特許製品の連結部がアクセルペダルとブレーキペダルのペダル面同士の高さ方向の違いに亘って延在していることで、視線の向きを前方に向けたまま、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を、足裏を使うことなく足の内側側方の触覚感覚の鋭敏な部分において車両の運転中に確認できます。つまり運転者は、アクセルペダルを踏み込む前や踏み込んだ際に、この足先をブレーキペダル側に横方向にずらすことによって足先の内側の部分が連結部に触れて自分の足が現在アクセルペダルを含んでいることを必ず確認できます。つまりアクセルペダルの配置位置を足先の内側の触覚感覚が鋭敏な部分で足全体の感覚を通して確実に意識することができます。車両の発進時や後退時、車両の信号待ちの停止時や車両の走行時において連結部に足先内側を添えているかアクセルペダルを或る程度踏み込んでいる際に、足先内側を横にずらして連結部に当ててみることで、安全上に支障をきたすことなくこの足先内側の触覚感覚を通して連結部に足先内側が触れていることを体感できます。足裏を使ってアクセルペダルやブレーキペダルを踏み込む動作の際に使用する筋肉や神経とは異なる足先内側の別の筋肉や神経の動きに基づいて、足の内側が連結部に触れたことと、この足がアクセルペダルの踏み込み動作を行うための役目をしていることを、運転者の脳内の前頭葉に通常の運転時において機能しない神経回路を介して伝えることで、運転者はその都度上述の片方の足がアクセルペダルの踏み込みのための足であることを運転中において遂次確認して運動学習し体感的記憶として維持できます。このような今までの運転中に行うことのなかった動作が頭の中に新たに身体運動情報としてフィードバックされ、これを適宜繰り返すことで頭の中に残るように運動学習効果を高めて身体運動情報として身に付けることができます。また車両を新しく買い換えた際に前の車で慣れていたブレーキペダルやアクセルペダルのシート幅方向に対するフロアパネルにおける配置位置が異なってしまうときにも運動学習効果によりペダルの踏み違えを未然に防げます。

登録者情報

登録者名称 宮川内外特許事務所

その他の情報

その他の提供特許
登録番号1 特許第7162320号
関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
追加情報 (本特許製品のメリット)高齢ドライバーが本特許製品を例えばこれから運転しようとする高齢者が自ら車両に取り付ける場合、ブレーキペダル固定部をブレーキペダルに確実に取り付けるためには、各部品を適切な位置関係で固定しながらボルトとナットの締結作業を行う必要があります。このような作業に際してフロアパネルの直近に配置されたブレーキペダルとアクセルペダルのフロアパネルに対する配置関係を視覚的に強制的に確認するだけでなく、手の指先の触覚を用いて確認してその都度学習することができます。このような身体の様々な感覚器官を用いて車両のフロアパネルに対するアクセルペダルやブレーキペダルの配置状況を運動学習により空間的な記憶として脳内の側頭葉の記憶野にイメージ記憶として焼き付け、運動記憶として小脳にも焼き付けることが可能となります。この取付作業を運転前に毎回繰り返すことで、繰り返し学習によりアクセルペダルとブレーキペダルのフロアパネルに対する空間的配置状況を正確に把握しておくことができ、運転中危険な状態に陥っても、瞬間的にかつ冷静にブレーキペダルを踏み込んで重大事故の発生を防ぎます。
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