炉心損傷防止構造体及びそれを備えた原子炉炉心
- 開放特許情報番号
- L2024000195
- 開放特許情報登録日
- 2024/3/4
- 最新更新日
- 2024/3/4
基本情報
出願番号 | 特願2022-060578 |
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出願日 | 2022/3/31 |
出願人 | 国立大学法人東京工業大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2023/10/16 |
発明の名称 | 炉心損傷防止構造体及びそれを備えた原子炉炉心 |
技術分野 | 無機材料、機械・加工 |
機能 | 材料・素材の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 | 炉心損傷防止構造体及びそれを備えた原子炉炉心 |
目的 | 受動的炉停止を可能にする炉心損傷防止構造体及びそれを備えた原子炉炉心を提供する。 |
効果 | 受動的炉停止を可能にする炉心損傷防止構造体を提供できる。 |
技術概要 |
原子炉の炉心に、核分裂性物質を含む燃料を有する燃料集合体と共に並列に配され、鉛直方向に延びる炉心損傷防止構造体であって、
複数のデバイス燃料ピンと複数の機能強化ピンとを備え、 前記デバイス燃料ピンは、前記燃料集合体が有する前記燃料より低い融点の核分裂性物質を含む燃料からなるデバイス燃料部と、該デバイス燃料部よりも下方に離間して配置する遮蔽層と、を有し、 前記デバイス燃料部は、前記鉛直方向に延びる中心孔を有する中空形状の部位であって、定常運転時に固体であり、事故時には周囲の冷却材温度が上昇することにより前記炉心の燃料より先に溶融して液相化し、少なくとも一部が前記デバイス燃料ピンの下部へ流れ落ちるものであり、 前記遮蔽層は、前記液相化して流れ落ちてきた前記デバイス燃料部の少なくとも一部を受け止めうるように、前記デバイス燃料部よりも融点が高い物質からなり、 前記機能強化ピンは、前記鉛直方向に直交する方向から見て、事故時に前記遮蔽層上に溜まったデバイス燃料と重なる位置に中性子吸収層を有する、炉心損傷防止構造体。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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