出願番号 |
特願2020-143536 |
出願日 |
2020/8/27 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2022-038847 |
公開日 |
2022/3/10 |
発明の名称 |
光学測定装置 |
技術分野 |
情報・通信、食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
光学測定装置 |
目的 |
従来技術では生体組織下の細胞や血管を観察する際には多くの場合表面の皮膚を剥ぐ、さらには生体内部からの摘出が必要となり、観察の準備に時間を要していた。また摘出を必要としない場合でも蛍光プローブなどで標識付けが必要となり、共焦点顕微鏡や二光子顕微鏡のような計測装置では装置が大型化になると同時に計測時間が長く、扱いが難しい等のを解決する。 |
効果 |
小型の光導波路を使って生体組織の透過光を干渉縞として記録することが出来るため、この干渉縞に対して計算機上で画像処理と光波伝搬計算を行うことで生体組織内の振幅、位相情報を高精度に取得することが可能である。このため、生体観察の用途として簡易な血管検査や生体内の癌細胞の検査(正常細胞と癌細胞の識別)、生体組織の3次元生体認証等の用途に関して有効である。小型で且つ低コスト化も可能であることから医療用や生体観察用だけではなく、例えば生体認証用途にも応用可能となり、ATMや防犯用途等にも応用可能である。 |
技術概要
![](/pldb/img/2024/000/L2024000181/sL202400018101.jpg) |
光源から発せられ、被写体を透過した光によって生じる画像を記録する記録光学機能と、記録した画像を処理する画像処理機能を有する光学測定装置において、特定の波長を有する光源で発光された光が導波路内で複数光に分けられ被写体を透過し第一の光と第二の光によって被写体表面に形成された干渉縞画像を記録する記録光学機能と、上記画像処理機能では、記録した干渉縞画像に対して演算処理を行い被写体内の情報を数値化する分離処理機能を有することを特徴とする光学測定装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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