四重らせんDNA検出プローブ及びそれを用いた四重らせん構造の検出方法

開放特許情報番号
L2024000140
開放特許情報登録日
2024/3/22
最新更新日
2024/3/22

基本情報

出願番号 特願2013-026962
出願日 2013/2/14
出願人 国立大学法人東京農工大学
公開番号 特開2014-060992
公開日 2014/4/10
登録番号 特許第6249436号
特許権者 国立大学法人東京農工大学
発明の名称 四重らせんDNA検出プローブ及びそれを用いた四重らせん構造の検出方法
技術分野 食品・バイオ、情報・通信、有機材料
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 四重らせんDNA検出プローブ及びそれを用いた四重らせん構造の検出方法並びに四重らせん結合物質のスクリーニング方法並びに四重らせん構造を持つDNAデコイ分子
目的 一般式[I]で表される化学構造を有する、DNAマイクロアレイ上に固相化した被検DNAを検出するために用いられる四重らせんDNA検出プローブを提供する。
効果 同定された四重らせん構造部位と結合する物質は、該四重らせん構造部位の近傍に位置する遺伝子の発現制御に影響を与える可能性が高く、有効な抗がん剤や有用な分子遺伝学の研究ツール等の候補となり得る。
同定された四重らせん構造部位と同じ構造を持つDNAデコイ分子は、該四重らせん構造部位と結合する物質と競合的に結合するものであるから、該四重らせん構造部位への該物質の結合を阻害するものであり、有効な抗がん剤や有用な分子遺伝学の研究ツール等の候補となり得る。
技術概要
 
一般式[I]で表される化学構造を有する、DNAマイクロアレイ上に固相化した被検DNAを検出するために用いられる四重らせんDNA検出プローブ。
【化1】
式中、Xは、-CH↓2-、-NHC(NH)-、-CH(NH↓2)-、-C(NH)-、-NHCO-、-CO-、-NHCONHC(NH)-
、シクロヘキサジエニレン基、又は、3,4,5,6-テトラヒドロピリミジン-2,6-イル基を表す。
R↑1は、単結合、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数1〜12のアルケニレン基又は炭素数1〜12のアルキニレン基を表す。
R↑2、R↑3、R↑4、R↑5、R↑6及びR↑7は、それぞれ独立に、水素原子、アミノ基若しくはグアニジノ基を有していてもよい炭素数1〜12のアルキル基、アミノ基、グアニジノ基、アミノ基若しくはグアニジノ基を有していてもよい炭素数7〜12のアラルキル基、アミノ基若しくはグアニジノ基を有していてもよいフェニル基、炭素数2〜6の複素環基又はハロゲン原子を表す。
R↑8は単結合、炭素数1〜12のアルキレン基、炭素数1〜12のアルケニレン基又は炭素数1〜12のアルキニレン基を表す。
Qはシアニン蛍光色素を表す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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