キラルな金属酸化物構造体の製造方法、並びにそれに適したブロック共重合体、キラル複合体及びキラル金属酸化物複合体

開放特許情報番号
L2024000113
開放特許情報登録日
2024/1/26
最新更新日
2024/1/26

基本情報

出願番号 特願2020-000154
出願日 2020/1/6
出願人 学校法人神奈川大学
公開番号 特開2021-109782
公開日 2021/8/2
登録番号 特許第7391328号
特許権者 学校法人神奈川大学
発明の名称 キラルな金属酸化物構造体の製造方法、並びにそれに適したブロック共重合体、キラル複合体及びキラル金属酸化物複合体
技術分野 化学・薬品、無機材料、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 キラルな金属酸化物構造体の製造方法、ブロック共重合体、キラル複合体及びキラル金属酸化物複合体
目的 微粒子形状を備えたキラルな金属酸化物構造体の新規な製造方法、及びその製造方法への使用に適した材料を提供する。
効果 微粒子形状を備えたキラルな金属酸化物構造体の新規な製造方法、及びその製造方法への使用に適した材料が提供される。
技術概要
側鎖にポリエチレンイミン骨格を備えた主鎖構造からなる第一ブロックと第二ブロックとからなり、第二ブロックを単独のポリマーとしたときにそれが非水溶性となるブロック共重合体を、アルコールでない水溶性有機溶媒へ添加しブロック共重合体からなる逆ミセルを形成させる逆ミセル形成工程と、
逆ミセル形成工程を経た逆ミセルに下記一般式(1)で表す化合物を作用させて、逆ミセルのコアに含まれるポリエチレンイミン骨格同士を架橋させる架橋工程と、
架橋工程を経た逆ミセルにキラルな有機酸を作用させて、その有機酸を逆ミセルの内部へ取り込ませる有機酸添加工程と、
有機酸添加工程を経た逆ミセルに加水分解性の金属化合物を作用させる加水分解縮合反応により、逆ミセル内部に金属酸化物層を形成させる金属酸化物層形成工程と、
金属酸化物層形成工程を経た逆ミセルを焼成して、金属酸化物層からなる構造体を得る焼成工程と、を備えたキラルな金属酸化物構造体の製造方法。
【化1】
(上記一般式(1)中、Xは、2価の有機基であり、R↑1及びR↑2は、それぞれ独立に、ポリエチレン骨格中のイミノ基と反応して結合を形成することのできる基である。)
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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