持ち手付き温熱融雪具

開放特許情報番号
L2024000090
開放特許情報登録日
2024/2/1
最新更新日
2024/2/1

基本情報

出願番号 特願2018-050160
出願日 2018/2/28
出願人 野尻 伸一
公開番号 特開2019-152082
公開日 2019/9/12
登録番号 特許第7090316号
特許権者 野尻 伸一
発明の名称 持ち手付き温熱融雪具
技術分野 電気・電子、生活・文化
機能 加熱・冷却、安全・福祉対策
適用製品 持ち手付き温熱融雪具
目的 雪国で屋根からの落雪は死者・重症者も含め多大な被害をもたらしている。未然に長い竿で落とすにも出勤前の早朝では凍みて固い雪は叩き落とせず、日差しで緩んだ雪が不意に落下して事故を起こす。雪の重量は新雪で100〜150kg、締り雪で250〜500Kg/立方メートルといわれている。幼児や高齢者の頭上落下は特に怖く、未然に軒先の雪を切り落とす必要がある。日常生活上の安全の為に、高温ヒーターの持ち手付き温熱融雪具で屋根の軒先の雪を解かし落とすことを目的とする。形状を変えて軒先以外の屋根雪や玄関先や歩道の融雪も可能である。
効果 出勤前の早朝でも凍みて固い軒先の雪を高温ヒーターの持ち手付き温熱融雪具で解かし落とすことが出来日中に自然落下の前に腕力のない高齢者や女性でも軒先の雪を切り落とす事が出来て雪が緩んでいつ落下するか分からない危険を回避できる。高温ヒーターを使用することにより高齢化社会での重労働の除雪ではなく形状を変えて軒先以外の屋根雪や玄関先や歩道の融雪も可能である。筋力がなくても除雪ではなく融雪する事で過労による腰や肩の故障や過呼吸による過労死も防ぐことが出来る。雪捨て場不足も解消され流通も良くなり生活環境も変わる。
技術概要
中空の雪落とし竿の持ち手(16)の先端の湾曲した筒の融雪容器(18)の内部に電熱ヒーター(19)を設ける。電源を入れ高温になった融雪容器(18)の湾曲したくの字型の上辺を屋根に対して垂直方向に立てると共にくの字型の底辺を屋根の傾斜より急勾配の角度に位置を取り軒先の屋根雪に差し込む。雪落とし竿の持ち手(16)をしっかり持って軒の横方向に約40センチメートル移動させてから雪落とし竿の持ち手(16)を手前に起こして融雪容器(18)を屋根雪から抜くことで屋根雪とは縁が切れしかもその底辺は屋根の傾斜より急勾配の角度になっているので滑り落ちて落下する。これを繰り返し融雪し縁を切りながら落雪させる。雪落とし竿の持ち手(16)を僅か傾けて自分の真上でなく横の雪の中に差し入れ反対の横方向に移動させると自分の上には落雪しない。軒の横方向の右端又は左端から始めると、融雪容器(18)の湾曲したくの字型の底辺が屋根の傾斜より急勾配の角度に位置を取っているか又屋根にどれ位雪を残されているかが分かり易い。融雪容器(18)を屋根雪に差し込むときに湾曲したくの字型の融雪容器(18)底辺が軒先の先端側には屋根に10センチメートル位雪が残る位置がより良い
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 融雪容器(18)の非加熱部の中間に正中に対して左へ70〜80度湾曲させクランク状にした非加熱の中間部(18−2)を設け雪落とし竿の持ち手(16)の上部と結合する。その事により雪落とし竿の持ち手(16)を僅か傾けて自分の真上でなく横の雪の中に差し入れなくても、真っすぐ上に立てたまま使用しても融雪された軒先の雪の塊の作業者の頭上落下を防ぐ事が出来る。
改善効果2 雪落とし竿の持ち手(16)の上部に竿の周囲を覆い囲うように水滴防御具(16−2)を設ける。その事により電熱ヒーターにより切り込まれた雪が解けた水滴の一部の雪落とし竿の持ち手(16)に伝わってくる水滴を防御する事が出来る。

登録者情報

登録者名称 野尻 伸一

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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