髄核前駆細胞マスターレギュレーター転写因子を含む分化誘導剤、誘導髄核前駆細胞の製造方法、および誘導髄核前駆細胞の用途

開放特許情報番号
L2024000088
開放特許情報登録日
2024/1/24
最新更新日
2024/1/24

基本情報

出願番号 特願2021-557862
出願日 2021/7/29
出願人 学校法人東海大学
公開番号 WO2022/070578
公開日 2022/4/7
登録番号 特許第7388755号
特許権者 学校法人東海大学
発明の名称 髄核前駆細胞マスターレギュレーター転写因子を含む分化誘導剤、誘導髄核前駆細胞の製造方法、および誘導髄核前駆細胞の用途
技術分野 食品・バイオ、情報・通信、化学・薬品
機能 検査・検出、材料・素材の製造
適用製品 分化転換を可能にしたり、未分化の細胞から髄核細胞への分化誘導を可能にしたりする転写因子
目的 終末分化した細胞や多能性または多分化能を有する幹細胞のような所望の細胞から、活性化髄核細胞表現型または髄核前駆細胞を作製することができる、再現可能な手段を提供する。
効果 特定の細胞膜受容体または関連シグナル伝達タンパク質を必要とせずに、細胞を直接改変することができるため、信頼性(再現性)があり比較的安価に実施することができる。
技術概要
髄核前駆細胞以外の有核細胞を髄核前駆細胞に向かって誘導するための転写因子(以下「髄核前駆細胞マスターレギュレーター転写因子」と呼ぶ。)の遺伝子またはその産物の有効量を含む剤(以下「髄核前駆細胞誘導剤」と呼ぶ。)であって、
前記髄核前駆細胞マスターレギュレーター転写因子は、少なくとも、Brachyury(T)またはそのホモログと、Forkhead Box Q1(FOXQ1)またはそのホモログと、MYC Proto-Oncogene, BHLH Transcription Factor(cMyc)またはそのホモログとを含み、さらにSRY-box6(SOX6)またはそのホモログを含んでいてもよく、
前記髄核前駆細胞以外の有核細胞は、線維芽細胞、または人工多能性幹細胞(iPS細胞)、胚性幹細胞(ES細胞)、間葉系間質細胞もしくは間葉系幹細胞であり、
前記髄核前駆細胞は、
(i)Tie2陽性、GD2陰性かつCD24陰性(Tie2+/GD2-/CD24-)またはTie2陽性、GD2陽性かつCD24陰性(Tie2+/CD2+/CD24-)であり、
(ii)コロニー形成アッセイ培養条件下で、球状コロニー形性ユニットの形成能を有する、
細胞である、
髄核前駆細胞誘導剤。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人東海大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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