五塩化モリブデン触媒系を用いる置換ポリ(ジフェニルアセチレン)類の製造方法
- 開放特許情報番号
- L2024000026
- 開放特許情報登録日
- 2024/1/16
- 最新更新日
- 2024/1/16
基本情報
出願番号 | 特願2022-005834 |
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出願日 | 2022/1/18 |
出願人 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2023/7/28 |
発明の名称 | 五塩化モリブデン触媒系を用いる置換ポリ(ジフェニルアセチレン)類の製造方法 |
技術分野 | 有機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 線状の置換ポリ(ジフェニルアセチレン)類の新規製造方法 |
目的 | 緩和な重合反応条件下で、各種官能基を有し、且つ比較的高分子量範囲(3万から350万程度)において、分子量をある程度制御することが可能な、線状の置換ポリ(ジフェニルアセチレン)類の収率の良い製造方法を提供する。 |
効果 | 室温〜110℃程度の緩和な反応条件下で、3万から350万程度までの比較的高い分子量領域において分子量を制御しつつ、速やかに収率良く種々の官能基を有する、線状の置換ポリ(ジフェニルアセチレン)類を製造できる。所望の官能基を有するだけでなく、置換ポリ類の重合開始末端に助触媒由来の官能基(具体的には、アリール基、ヘテロアリール基等)を導入することができ、且つ高分子量の置換ポリ類を、分子量をある程度制御して得ることもできることから、各種機能性高分子材料の原料合成法としても極めて有用である。 |
技術概要 |
五塩化モリブデン、及びアリール化剤として機能する助触媒の存在下、式(I):
【化1】 [式中、 n個のR↑1、 m個のR↑2は、それぞれ独立して、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアルキルスルファニル基、置換されていてもよいアシル基、置換されていてもよいアシルオキシ基、置換されていてもよいアルキルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいアリールスルホニルオキシ基、置換されていてもよいアルコキシ−カルボニル基、置換されていてもよいアリールオキシ−カルボニル基、置換されていてもよいカルバモイル基、トリ置換シリル基、又は置換アミノ基を示し、 nは、0〜3の整数を示し、及び mは、0〜3の整数を示す。] で表される化合物を重合させる工程を含む、式(II): 【化2】 [式中の各記号は、前記と同義を示す。] で表される繰り返し単位を有する、線状の置換ポリ(ジフェニルアセチレン)の製造方法。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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