風車翼の落雷保護装置、該落雷保護装置の組立方法、該落雷保護装置を備える風車翼、及び該風車翼を備える風車

開放特許情報番号
L2023001668
開放特許情報登録日
2024/1/15
最新更新日
2024/1/15

基本情報

出願番号 特願2005-368667
出願日 2005/12/21
出願人 三菱重工業株式会社
公開番号 特開2007-170268
公開日 2007/7/5
登録番号 特許第4969098号
特許権者 三菱重工業株式会社
発明の名称 風車翼の落雷保護装置、該落雷保護装置の組立方法、該落雷保護装置を備える風車翼、及び該風車翼を備える風車
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 風力発電装置
目的 翼プロフィールが小さくなる翼の先端部に装着されるレセプタを簡単な構造で且つ容易に組立可能とし、さらには翼への着雷時において翼の内部に発生する圧力上昇への有効な対処を施し得る風車翼の落雷保護装置、該落雷保護装置の組立方法、該落雷保護装置を備える風車翼、及び該風車翼を備える風車を提供する。
効果 ベースプレートに着雷用のレセプタを固定、支持してユニット化されているので、翼への組立が容易にできる。また、該レセプタ組立品のユニットを翼の先端部、中間部等の着雷可能性のある部位に任意に設置できるので、取扱い性も良好となる。
また、前記ベースプレートの周囲を含む翼の内部空間に接着剤を充填することにより、翼への着雷時における内部空間の空気の膨張によって該内部空間の空気圧力が上昇するのを回避できて、かかる内部空間の空気圧力上昇に伴う翼の破損の発生を防止できる。
技術概要
翼の表面に着雷用のレセプタを設置し、該レセプタからの雷電流を翼の内部及び風車本体部を挿通した導線あるいはバイパスブラシ等の接続機器を通して地中にアースする風車翼の落雷保護装置であって、
導電体からなり前記導線が接続されるベースプレートを前記翼内部に埋設するとともに、前記レセプタを翼の表面に臨ませて前記ベースプレートに固定、支持してなるレセプタ組立品をそなえ、前記レセプタ組立品の周囲を含む前記翼内部空間に接着剤を充填して該内部空間の空気が排除されているとともに、
前記接着剤が充填される翼内部空間が、翼根部から翼長方向に翼内部に埋設された補強用の主桁フレームより翼先端側の翼腹側外皮と背側外皮との間の内側空間であることを特徴とする。
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 応相談

登録者情報

登録者名称 三菱重工業株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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