出願番号 |
特願2016-240518 |
出願日 |
2016/12/12 |
出願人 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2017-109734 |
公開日 |
2017/6/22 |
登録番号 |
特許第6831561号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
結合装置 |
技術分野 |
輸送、機械・加工、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
結合 |
目的 |
宇宙太陽光発電システム(SSPS)のような大型宇宙構造物の軌道上での組み立てで、ボルト・ナット機構やラッチ機構を用いると、宇宙飛行士による船外活動やロボットアーム操作もしくは高機能な組み立てロボット又は組み立て装置が必要となるため、組み立てコストが上昇し、時間もかかるという問題を解決する。 |
効果 |
電磁石のオン/オフを利用して、各部の係止状態、係合状態を制御することができるので構造が簡素化され、精密な位置合わせも不要となるので、結合及び結合解除の作業並びにオス側及びメス側を正対させる作業が容易となり、作業負担を大幅に軽減することができる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2023/001/L2023001500/sL202300150001.jpg) |
オス側10には結合ピン12と、スプリング14a、14bが設けられている。永久磁石26a、26bが内向きに付勢される方向の電流を電磁石22に供給すると、ラッチピン24a及び24bは内側へ移動する。一方、磁性体からなる結合ピン12は、全体として電磁石によって右側に引きつけられる。このとき、オス側10に設けられたスプリング14a、14bが結合ピン12の底部12dに当接し、結合ピン12の右側への移動を妨げる向きに付勢するが、その付勢力は十分に弱い。また、ラッチピン24a、24bの先端に付けられたテーパー形状と結合ピンの先端部12aの曲面形状とによって、結合ピン12はラッチピン24a、24bを外側に押し退けて、さらに右向きに進むことができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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