出願番号 |
特願2016-229267 |
出願日 |
2016/11/25 |
出願人 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2018-083743 |
公開日 |
2018/5/31 |
登録番号 |
特許第6948052号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
探査機 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
探査機 |
目的 |
探査機に適用した場合、高温の惑星に接近したときなどの高温環境下では、温度上昇の要因となる赤外線の放射率が低く(即ち、赤外線の反射率が高く)、探査機の内部温度の上昇を抑えることができ、遮熱性が高く、一方、宇宙空間のような極低温環境下では赤外線の放射率が高く、探査機内部の熱を赤外線として効率良く外部に放出させることができ、熱交換性に優れる赤外線放射率制御デバイスが備えられている探査機を提供する。 |
効果 |
高温の惑星に接近したときなどの宇宙環境における高温環境下では、温度上昇の要因となる赤外線の放射率が低く(即ち、赤外線の反射率が高く)、宇宙機の内部温度の上昇を抑えることができ、一方、例えば宇宙空間のような極低温環境下では赤外線の放射率が高く、宇宙機内部の熱を赤外線として効率良く外部に放出させることができる赤外線放射率制御デバイスと、この赤外線放射率制御デバイスが備えられている赤外線放射率制御装置および宇宙機を提供することが可能となる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2023/001/L2023001466/sL202300146601.jpg) |
エンジンと、
二酸化バナジウム結晶層を備え、前記二酸化バナジウム結晶層はルチル型結晶構造−単斜晶型結晶構造間の相転移温度を持ち、前記相転移温度よりも高い温度での赤外線放射率が、前記相転移温度よりも低い温度での赤外線放射率よりも低い特性を有する赤外線放射率制御デバイスと、
内部温度が所定の温度となった場合は、前記エンジンを作動させて、惑星から離陸又は離脱させ、内部温度が所定の温度にまで低下した場合は、再度、惑星に着陸又は接近させる電子機器と、を備える探査機。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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