出願番号 |
特願2018-238918 |
出願日 |
2018/12/20 |
出願人 |
山陽特殊製鋼株式会社 |
公開番号 |
特開2020-100862 |
公開日 |
2020/7/2 |
登録番号 |
特許第7175182号 |
特許権者 |
山陽特殊製鋼株式会社 |
発明の名称 |
静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた浸炭用鋼材による自動車用機械部品 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
自動車のシャフト部材などの自動車用機械部品 |
目的 |
鋼材の化学成分の適正化をはかり、また浸炭焼入れ・焼戻し状態における鋼部品の硬さや硬化層の深さや、鋼部品の表面のC濃度を規定することで、従来から使用されてきた自動車用機械部品に比べて、より静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた、シャフト部材の自動車用機械部品を提供する。 |
効果 |
優れた静捩り強度および優れた捩り疲労強度を備えた自動車用機械部品が得られる。 |
技術概要
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質量%で、C:0.33〜0.43%、Si:0.45〜0.65%、Mn:0.20〜0.40%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Ni:0.25%以下、Cr:1.70〜2.00%、Al:0.010〜0.040%、N:0.0200%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、浸炭焼入れ・焼戻し後の表面硬さ650Hv以上、芯部硬さ450Hv以上、全硬化層深さ1.0〜2.6mm、かつ下記式で表される断面平均硬さが550Hv以上、表面の結晶粒度番号7.0以上、表面C濃度0.60〜1.00%であることを特徴とする自動車用機械部品。
【数1】
a:捩り試験片1の半径、Hv(r):ビッカース硬さ、r:中心からの距離 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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