出願番号 |
特願2018-238903 |
出願日 |
2018/12/20 |
出願人 |
山陽特殊製鋼株式会社 |
公開番号 |
特開2020-100861 |
公開日 |
2020/7/2 |
登録番号 |
特許第7149179号 |
特許権者 |
山陽特殊製鋼株式会社 |
発明の名称 |
静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた高周波焼入れ用鋼材による自動車用機械部品 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
自動車のシャフト部材などの自動車用の機械部品 |
目的 |
高周波焼入れ・焼戻しされた、静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた、シャフト部材などの高周波焼入れ用鋼からなる自動車用機械部品を提供する。また、高周波焼入れ用鋼材からなる自動車用機械部品に高周波焼入れ・焼戻しを行った後、さらにショットピーニング層を付与した、静捩り強度ならびに捩り疲労強度に優れた、シャフト部材などの、自動車用機械部品を提供する。 |
効果 |
優れた静捩り強度を備え、また捩り疲労強度に優れた自動車用機械部品が得られる。 |
技術概要
![](/pldb/img/2023/001/L2023001435/sL202300143501.jpg) |
化学成分として、質量%で、C:0.42〜0.48%、Si:0.20〜1.10%、Mn:0.70〜0.90%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:0.90〜1.20%、Al:0.010〜0.040%、N:0.0200%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる高周波焼入れ用鋼からなる自動車用機械部品であって、
高周波焼入れ・焼戻しされた状態における、表面硬さが600Hv以上、芯部硬さが350Hv以上、(硬化層深さ/部品半径)の比が0.5〜1.0、下記数式で表される断面平均硬さが550Hv以上、かつ、最表面の結晶粒度番号が7.0以上の値を有していることを特徴とする自動車用機械部品。
【数1】
a:試験片の半径、Hv(r):ビッカース硬さ、r:中心からの距離 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|