出願番号 |
特願2022-189664 |
出願日 |
2022/11/9 |
出願人 |
エイブル株式会社 |
公開番号 |
特開2024-069117 |
公開日 |
2024/5/21 |
登録番号 |
特許第7259195号 |
特許権者 |
エイブル株式会社 |
発明の名称 |
自在キャスターを備えた機器のロック機構 |
技術分野 |
輸送、生活・文化、機械・加工 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
自在キャスターを用いる殆どの製品。具体的にはショッピングカート、上部にカゴが付いたタイプを含む台車、ワゴン、ベビーカー、シニアカー、旅行カバン、移動可能な会議机、キャビネット、病院のベッドなど |
目的 |
勾配がある場所で手を放すと暴走してしまう自在キャスター付きの機器を暴走させずその場に留める。
勾配のない場所で、希望の位置に停止させた自在キャスター付きの機器に外力が加わっても移動せずその場に留まる。 |
効果 |
勾配のある場所で自在キャスター付きの機器から手を放しても暴走せずその場に留まる。
勾配のない場所で希望の位置に停止させた自在キャスター付きの機器に外力が加わっても移動せずその場に留まる。 |
技術概要 |
ユーザーが機器の走行とロックを選択する選択手段、選択結果を下記ロックピンに伝える伝達手段、自在キャスター毎にその旋回中心と同軸に配置され前記伝達手段の作動によって上下移動可能なロックピン、路面に接する二つの車輪及び前記二つの車輪に挟まれて一体化された回転規制部材から構成された車輪体からなり、前記回転規制部材の外形は、回転規制部材が特定の回転角度の範囲にあるときは下方向に移動しようとするロックピンと干渉せず、前記特定の角度の範囲外にあるときは干渉する形状を有している。
ユーザーが選択手段で走行を選択した際は、伝達手段によってロックピンは回転規制部材と干渉しない高さまで持ち上げられ走行可能である。
ロックを選択した際は、ロックピンは下がり、下端が回転規制部材の外周に当たるが、ロックピンは回転規制部材を拘束的に押さず、車輪体は回転可能である。ここから車輪体が少し回転するとロックピンと回転規制部材の干渉が無くなりロックピンが下がる。更に車輪体が回転すると回転規制部材の外形とロックピンが干渉してこれ以上の車輪体の回転を規制する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 後輪に本発明を適用した台車を試作済み。車輪体は市販の車輪を用いて作成した。これにより実際に近い動作の様子を確認可能。 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】 |
対価条件(ランニング) |
【要】 |
希望譲渡先(国内) |
【可】自在キャスターが取り付けられた下記製品の製造、販売企業
スーパー等が用意しているショッピングカート
携行型カート
カゴ付を含む台車
ワゴン
ベビーカー、シニアカー
旅行カバン
移動可能な会議机、病院のベッド、キャビネット、医療機器など |
希望譲渡先(国外) |
【否】 |
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