伝統的構法木造建築物の耐震補強・免震構造:工法

開放特許情報番号
L2023001373
開放特許情報登録日
2023/11/10
最新更新日
2023/11/10

基本情報

出願番号 特願2022-063657
出願日 2022/3/22
出願人 株式会社1級建築士事務所 重企画設計室
公開番号 特開2023-140242
公開日 2023/10/4
登録番号 特許第7313598号
特許権者 株式会社1級建築士事務所 重企画設計室
発明の名称 伝統的構法木造建築物の耐震補強・免震構造:工法
技術分野 土木・建築
機能 免振・制振、安全・福祉対策
適用製品 寺院等伝統的構法木造建築物
目的 伝統木造建築物の現状が石場建て+軟弱地盤で耐震構造欠陥建築物を改善する、耐震・免震構法を提供する。
効果 次に列挙する効果が得られる。
(伝統木造建築物)現存状態で、(伝統木造建築物)直下の(建物地盤表土:深さ30cm程度)を掘削し、(建物地盤表土)と(耐圧盤基礎)との(置換構築)を可能とし、本堂等の場合、工事中急な法事等も随時工程調整し、(伝統木造建築物)を使用可能とする新規な「耐震・免震構法」。
(伝統木造建築物)現存状態で、(伝統木造建築物)の(建物地盤面)直下に置換構築された前述(耐圧盤基礎)直下に(鋼管杭)を室内の手作業等で(地中圧入施工)を可能とする新規な「耐震・免震構法」。
技術概要
伝統木造建築物の支持地盤は、N値=3〜4の軟弱地盤であって、柱脚部基礎構造で、礎石が直接建物地盤面に配置された石場建て構造の伝統木造建築物において、石場建て構造の礎石を支持する建物地盤面を、構造耐力を有する鉄筋コンクリート構造耐圧盤に置換し、置換工事中、前記伝統木造建築物及び石場建て構造を含め全て現状維持状態で、上記工事を実施し、耐圧盤基礎の裏面をワッフル梁形状の耐圧盤ワッフル梁構造とし、凹部に取り込まれた軟弱地盤の粘性抵抗に拠り水平変位を抑制する免震効果を特徴とする、伝統木造建築物の耐震・免震工法。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 通常、表裏平滑の耐圧盤基礎の裏面をワッフル梁構造とし、凹部に取り込まれた軟弱地盤の粘性抵抗に依り水平変位を抑制する免震効果を特徴とする。

通常、表裏平滑な耐圧盤基礎の裏面をワッフル梁構造とし、凹部に取り込まれた軟弱地盤の粘性抵抗に依り水平変位を抑制し、更に56本の鋼管杭と軟弱地盤が発震に呼応してフリクション効果が動作し、大規模地震時に発生する水平応力による、建築物の滑走変位を軽減することを特徴とする。

住宅工事で鋼管杭打設後の「土間スラブ工事」を「特許耐圧盤基礎ワッフル梁構造」の採用で、耐震・免震住宅を可能とし、同様に建物用途・主要構造・建物規模に関わらず、全の建物の耐震・免震工法を可能とする。

登録者情報

登録者名称 株式会社 1級建築士事務所 重企画設計室

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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