吸引式トイレ便器

開放特許情報番号
L2023001351
開放特許情報登録日
2023/11/17
最新更新日
2024/5/22

基本情報

出願番号 特願2023-113622
出願日 2023/7/11
出願人 岡本 應守
登録番号 特許第7376864号
特許権者 岡本 應守
発明の名称 吸引式トイレ便器
技術分野 生活・文化、その他
機能 洗浄・除去、環境・リサイクル対策、その他
適用製品 洋式トイレ便器
目的 既存の流溜水だけに頼る排水作業でなく、吸引力も利用した排水作業を行うことによって、まずは節水能力を向上させること、その吸引力を換気や除湿作業でも応用して、清潔感を長期に渡って持続することである
効果 汚水用排水管のS字トラップ周辺に、吸引機と吸引口を設置しているトイレ便器で、排水作業を流水力だけでなく吸引力も併用して、汚物並びに汚水を排水することができる。また汚水用排水管の下側に配管内を開閉するトイレ用フラッパー弁も設置している。また吸引機から排出される空気についても送気用の排気管を通じて汚水用排水管へ排出される。その構造を利用すると、既存の換気装置以外の新たな選択肢を作ることができる。その結果、快適な環境で利用することができる。
技術概要
吸引口はボウルの外部にある汚水用排水管のS字トラップの下流側の上方部に、吸引機は吸引口と同じくトイレ便器の内部またはトイレ便器の外部に設置、トイレ用フラッパー弁はS字トラップの下流側の汚水配管途中に設置されている。あと液体洗剤、それを貯蔵する洗剤タンク、その洗剤タンクから液体洗剤をトイレ便器の溜水面または給水配管内へ送る込む送液管、トイレ便器の溜水面を振動させて重厚な泡膜層を発生させる装置を各々設置しており、吸引機の吸引力を主軸にして汚物並びに汚水を排出させることを特徴とする吸引式トイレ便器。
具体的には通常のトイレ便器に、主に鉄道で使用されている真空吸引式トイレを合体させたものである。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 特許権譲渡と特許権実施許諾について、ともに要相談。

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 既存のトイレ便器以上に節水能力が向上する。
改善効果2 泡膜層を使用することで、飛沫汚れの防止、利用時の防音対策、使用時の汚れ付着や細菌等の増殖の抑制が期待できる。
改善効果3 汚水用排水管を換気装置配管の配管の代用にも利用することができるため、換気装置自体の選択肢だけでなく、建造物の配管構造の選択肢も増える。また高層建造物で起こり得る排水作業について、水圧の制限をさらに低下させることができる。

登録者情報

登録者名称 岡本 應守

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 改善効果としては、[1]重厚な泡膜層を利用する事(水より軽く、空気より重い)により、従来の特許文献にある吸引力を利用したトイレ以上に吸引力が大いに期待できる。ボウル内の残留汚水が激減する。[2]重厚な泡膜層を使用することで、飛沫汚れの防止、利用時の防音対策、使用時の汚れ付着や細菌等の増殖の抑制が期待できる。[3]汚水用排水管を換気装置配管の配管の代用にも利用することができるため、換気装置自体の選択肢だけでなく、建造物の配管構造の選択肢も増える。併せて既存の換気装置の稼働率の負担を軽減することができる。アピール内容としては、[1]既存のトイレ便器以上に節水能力が向上する。[2]高層建造物で起こり得る排水作業について、水圧の制限をさらに低下させることができる。
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