出願番号 |
特願2010-084537 |
出願日 |
2010/3/31 |
出願人 |
新日本理化株式会社 |
公開番号 |
特開2011-212618 |
公開日 |
2011/10/27 |
登録番号 |
特許第5510004号 |
特許権者 |
新日本理化株式会社 |
発明の名称 |
廃水処理方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
1,4−ジオキサンを含有する廃水を連続式に処理する方法 |
目的 |
ポリオキシアルキレン系アニオン界面活性剤5〜1000g/m↑3と1,4−ジオキサン5〜200g/m↑3を含有する廃水の1,4−ジオキサンを工業的に効率よく連続的に処理する方法を提供する。 |
効果 |
ポリオキシアルキレン系アニオン界面活性剤5〜1000g/m↑3と1,4−ジオキサン5〜200g/m↑3を含有する廃水を、酸化燃焼工程において実務レベルで有意な範囲までに泡立ちを抑制し、工業的に効率よく連続的に廃水処理を可能とし、最終処理水中の1,4−ジオキサン含有量を5g/m↑3以下(さらには0.5g/m↑3以下)にまで低減が可能となる。また、フェントン反応により発生するスラッジ量も抑制も可能である。最終処理水のTOD(全酸素要求量)の低減にも寄与することができる。 |
技術概要
 |
ポリオキシアルキレン系アニオン界面活性剤5〜1000g/m↑3と1,4−ジオキサン5〜100g/m↑3を含有する廃水の1,4−ジオキサンを連続式に処理して低減させる方法であって、
(i)酸化燃焼槽において、前記廃水を平均滞留時間1〜6時間で供給し、第一鉄塩を酸化燃焼槽内の廃水中の鉄濃度が1〜13mol/m↑3の範囲となるように供給し、過酸化水素を酸化燃焼槽内の廃水中の過酸化水素濃度が1〜30mol/m↑3の範囲を保持するように供給し、前記の第一鉄塩と過酸化水素との供給量の割合が第一鉄塩:過酸化水素(モル比)=1:1.5〜10の範囲であり、かつ、処理温度40〜80℃、pH1〜4の範囲の条件下にて、該廃水を完全混合流式で酸化燃焼させる工程、
(ii)中和槽において、前記酸化燃焼工程から排出された処理物をpH5〜9の範囲となるようにアルカリ化合物で中和する工程、
(iii)固液分離装置において、前記中和工程から排出された処理物を固液分離する工程、を具備する連続式廃水処理方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|