出願番号 |
特願2021-027797 |
出願日 |
2021/2/24 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2022-129192 |
公開日 |
2022/9/5 |
発明の名称 |
遅延蛍光分子の物理量導出方法、遅延蛍光分子の設計方法、量子化学計算法の改良方法およびプログラム |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
遅延蛍光分子の物理量導出方法、遅延蛍光分子の設計方法および量子化学計算法の改良方法、プログラム |
目的 |
実測値を用いてスピン軌道相互作用の大きさを導出することができ、また、逆項間交差のような遷移過程における活性化エネルギーE↓aを正しい値で導出できる物理量導出方法を提供する。 |
効果 |
所望の特性を有する遅延蛍光分子を確実に設計することができ、また、特定の量子化学計算法を、遅延蛍光分子の遷移過程を正しく反映した物理量が算出されるものに確実に改良することができる。 |
技術概要
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遅延蛍光分子の過渡発光強度を温度を変えて測定することにより、項間交差および逆項間交差の少なくとも一方の絶対温度(T)と速度定数(k↓(SC))の関係を取得し、
項間交差の活性化エネルギー(E↓a↑(ISC))、逆項間交差の活性化エネルギー(E↓a↑(RISC))、最低励起一重項エネルギーと最低励起三重項エネルギーの差(ΔE)、項間交差のスピン軌道相互作用強度(|<ψ↓T|H↓(SOC)|ψ↓S>|)および逆項間交差のスピン軌道相互作用強度(|<ψ↓S|H↓(SOC)|ψ↓T>|)からなる群より選択される1以上の物理量をマーカスプロットから導出する工程を含む、遅延蛍光分子の物理量導出方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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