OFDM送信装置及びOFDM受信装置

開放特許情報番号
L2023001189
開放特許情報登録日
2023/10/11
最新更新日
2023/10/11

基本情報

出願番号 特願2022-002651
出願日 2022/1/11
出願人 国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号 特開2023-102219
公開日 2023/7/24
発明の名称 OFDM送信装置及びOFDM受信装置
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造
適用製品 OFDM送信装置、OFDM受信装置
目的 直交周波数分割多重(OFDM)信号を送信するOFDM送信装置、OFDM信号を受信するOFDM受信装置において、特にOFDM信号への干渉電力を抑制すると共に、OP技術を利用した場合において計算量を実用的なレベルまで削減することができ、行列保存に必要なメモリを大幅に削減することで周波数帯域内により多くの無線システムを収容することが可能なOFDM送信装置、OFDM受信装置を提供する。
効果 プリコーディング処理で使用する行列を適切に生成、選択することで、帯域幅が異なる無線システムであっても効果的な干渉電力抑制が可能となる。
また、OP技術を利用した場合において計算量を実用的なレベルまで削減することができ、行列保存に必要なメモリを大幅に削減することで周波数帯域内により多くの無線システムを収容することが可能となる。
技術概要
D個の情報ビット系列から直交周波数分割多重(OFDM)信号を生成して、送信するOFDM送信装置において、
情報ビット系列からコンスタレーションにマッピングしたデータシンボルを生成するコンスタレーション変調部と、
コンスタレーション変調部から出力されたデータシンボルに対して直交プリコーダ行列Pを乗算するプリコーディング処理部と、
プリコーディング処理部から出力された変調シンボルに対して逆フーリエ変換することにより、D個の情報ビット系列が周波数方向に多重化されたベースバンドのOFDM信号を生成する逆フーリエ変換部と、
ベースバンドのOFDM信号を直並列変換する直並列変換部と、
直並列変換されたOFDM信号をRF帯域の信号に周波数変換して送信する送信部とを備え、
プリコーディング処理部は、下記式により成り立つ直交プリコーダ行列Pを乗算するOFDM送信装置。
P×P↑H=I↓D
P=φ×P↑B
BP↓B=O
ここで、
Φ:対角かつユニタリな複素対角行列
P↓B:K×Dサイズの実数行列
B:K×(K−D)サイズの実数行列
I↓D:D次単位行列
0:(K−D)×Kサイズの零行列
K:サブキャリア数
D:情報データ数
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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