サイクロン分離装置及び住宅換気用給気フード

開放特許情報番号
L2023001138
開放特許情報登録日
2023/9/5
最新更新日
2023/9/5

基本情報

出願番号 特願2016-041876
出願日 2016/3/4
出願人 国立大学法人北見工業大学
公開番号 特開2017-154113
公開日 2017/9/7
登録番号 特許第6721362号
特許権者 国立大学法人北海道国立大学機構
発明の名称 サイクロン分離装置及び住宅換気用給気フード
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 空気中の異物を遠心分離するサイクロン分離装置及びこのサイクロン分離装置を用いた住宅換気用給気フード
目的 小型化しても集塵性能や圧力損失性能の低下の少ないサイクロン分離装置を提供する。
高さが小さいサイクロン式住宅換気用給気フードを提供する。
効果 吸気口から軸方向に吸い込まれた空気を旋回させかつ軸中心付近から半径方向に向かう速度成分を持たせてサイクロン筒体内に流入させることができる。また、気流案内部材により、吸気口の内側に窪んだ空間を形成する側壁の面積を大きくとることができるため、ここに形成された案内羽根の隙間間隔も大きくすることができ、小型化しても圧力損失の増大を防ぐことができ、塵埃等の分離が速く、分離性能が高くなり、その結果、小型化しても集塵性能や圧力損失性能の低下の少ないサイクロン分離装置を得ることができる。
技術概要
軸方向の一端に設けられた円形状の開口からなる吸気口と軸方向の他端に設けられた円形状の排気口とを有する略円筒形状のサイクロン筒体と、
前記吸気口の内側の前記サイクロン筒体内に設けられ、前記吸気口から軸方向に吸い込まれた空気を旋回させかつ軸中心付近から半径方向に向かう速度成分を持たせて前記サイクロン筒体内に流入させる気流案内部材とを備え、
前記サイクロン筒体の排気口の直径は吸気口の直径より小さくなるように構成され、
前記気流案内部材は軸方向の前記吸気口側の一端が開口し、他端が閉止された円筒形状又は円錐台形状を有し、該気流案内部材の側壁には、該側壁の周方向に沿って配置されそれぞれが軸方向に伸長する多数のスリット状開口と、該多数のスリット状開口にそれぞれ隣接して配置され、前記吸い込まれた空気が前記サイクロン筒体内で旋回するように案内する多数の案内羽根とが形成されていることを特徴とするサイクロン分離装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2023 INPIT