浴室見守りの為の入浴事故検出法及び非対称静電センサー
- 開放特許情報番号
- L2023001123
- 開放特許情報登録日
- 2023/9/13
- 最新更新日
- 2025/5/27
基本情報
出願番号 | 特願2023-109631 | ||
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出願日 | 2023/7/3 | ||
出願人 | 株式会社スペシャルエフエックススタジオ | ||
公開番号 | |||
公開日 | 2025/1/17 | ||
発明の名称 | 入浴事故検出法及び非対称静電センサー | ||
技術分野 | 電気・電子、土木・建築 | ||
機能 | 検査・検出、安全・福祉対策 | ||
適用製品 | ・センサーと通信機能を内蔵した浴室電灯とその外部受信コントローラー・高感度水位検出センサー浴槽 | ||
目的 | 将来に渡って増加傾向にある、独居/同居人有りを問わず、浴室内での入浴者の事故発見の遅れの早期発見。 | ||
効果 | ・センサー内蔵電灯
センサー内蔵電球は、浴室内の入浴者の立てる音と、それ以外を判別し、入浴者の立てる音が一定時間以上途切れると、 本人に音を立てる様に促し、それに反応が無い場合「異常」として浴室外部に発報する事で、事故の早期発見に資する。 ・浴槽水位センサー 浴槽内の入浴者の動きを水位の変動を通して監視し、浴槽から出ていないのに、浴槽内の水位動きが停止した場合、 入浴者に音声または警報による警告を出し、それでも反応が無い場合(入眠の可能性の除外)は浴室外部に発報する事で、事故の早期発見に資する。 |
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技術概要![]() |
・センサー内蔵電灯
電灯内部に音や振動等によるセンサーと、プロセッサー、電力線通信(電灯線通信)による通信手段を内蔵し、 電源は電灯線から受け、センサーは浴室灯のスイッチと連動しているので、入浴者が浴室に不在の場合の誤動作を防ぐ事が出来る。 ・浴槽水位センサー 浴槽に内蔵した非対称静電容量センサーは水位変化を静電容量変化として高感度(資料グラフ参照)に捉える事が出来る為、 浴槽内の入浴者の動きが起こす波を水位変化として検出し、 この変化が無くなった時は入眠、意識喪失、溺水等が考えられる。 入眠の場合は、変化が無くなった時点で音声や警告音等で覚醒を促し、それに反応が無い場合は浴室外へ発報する。 本センサーは高感度(資料グラフ参照:5ミリの水位変化、及び注水の際の波による5ミリ以下の水位変化も捉えている)のため、 ノイズ除去次第では入浴者の呼吸まで捉える事が出来る可能性が有るので、更なる詳細な見守りが可能となる。 また、入浴者が浴槽を出入りする際は、浴槽の水位が大きく変化するので、それに従って大きく変化する静電容量で、非常に明確に捉える事が出来る。 |
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実施実績 | 【無】 | ||
許諾実績 | 【無】 | ||
特許権譲渡 | 【可】 | ||
特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
導入メリット | 【 】
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アピール内容 | 2019年の浴槽内での溺死者は約4900人。約10年間で1.5倍ほどに増加しており、今後も増加傾向にあるようです。
また、人口動態統計によれば、「浴槽内での溺水」の9割以上は家庭で発生しています。 更に、事故発見が遅れると、手遅れである事が多く、更に時間と共に悪化する浴室という環境によるご遺体のダメージは、 発見者にとってトラウマになるばかりか、特殊清掃の費用、不動産としての物件の価値を大きく損ねてしまいます。 従って、事故そのものの予防は当然ですが、「予防しきれない事故が起こった事を一刻も早く、浴室外部に知らせる」事が非常に重要となります。 本件は、非常に簡易な構造で有りながら、効果的に事故発見が可能な手段の出願になります。 また、浴槽水位センサーは、浴槽の新規若しくは取り替え工事が必要(その代わり、非常に高感度に浴槽内の入浴者の動きを捉える事が出来る)ですが、 浴室外に配置するコントローラーと組み合わせて使うセンサー内蔵電灯は、電灯器具に取り付けてある既成の電灯と入れ替えるだけで、 設置の為の工事をする事無く、浴室内の事故の早期発見するシステムを、非常に簡単に行う事が可能です。 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
その他の提供特許 |
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関連特許 |
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追加情報 | 見守り関連知財として弊社は本件の他にも、「動き検出センサー」特願2020−137163、特開2022−033069(通常審査請求中/開放特許情報登録中)も保有しております。 |