建築物等の打音検査に於ける異常部分分布の可視化法
- 開放特許情報番号
- L2023001117
- 開放特許情報登録日
- 2023/8/29
- 最新更新日
- 2023/8/29
基本情報
出願番号 | 特願2022-135461 | ||
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出願日 | 2022/8/28 | ||
出願人 | 株式会社スペシャルエフエックススタジオ | ||
公開番号 | |||
公開日 | 2023/3/13 | ||
発明の名称 | 建築物等の打音検査に於ける異常部分分布の可視化法 | ||
技術分野 | 情報・通信、土木・建築、電気・電子 | ||
機能 | 制御・ソフトウェア、検査・検出 | ||
適用製品 | PCまたは携帯端末にインストール可能な打音検査結果可視化ソフト | ||
目的 | 土木、建築物等の劣化を推し量る打音検査の省力化、正確性、客観性の向上。 | ||
効果 | 従来の耳で聞いて判定する打音検査はその検査結果に個人差が有るのと、人間の耳では判定困難な特定の周波数の異常は、その異常をそもそも発見できませんが、
本件では打音検査の音と映像からそれぞれの打音を解析し、周波数別にその音圧の分布図を作製し、図面と対応可能なので検査時及び検査後の手動での作業を大幅に軽減可能で、且つ客観的な検査結果が得られます。 |
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技術概要![]() |
打診棒等による打音検査を撮影した映像からSLAM等による3D空間解析を行い、
仮想空間内に仮想検査面を構築しその面上に各仮想打点を特定し、 撮影時の打音データをその各打点に割り当て、 同じ検査面の各打点の周波数別の音圧分布図(コンター)を複数枚用意して、分布に異常のあるものを抽出する。 この抽出した分布図を、検査時に一緒に写し込んだマーカーか、図面と現場に共通する特徴点(角部等)を頼りに図面に合成することで、異常箇所の図面への反映が可能となる。 |
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実施実績 | 【無】 | ||
許諾実績 | 【無】 | ||
特許権譲渡 | 【可】 | ||
特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
アピール内容 | 建築物等の劣化を推し量る一つの手段である打音検査は、手動の他、レーザーやマイクロ波を使ったものも有り、それらは現場にそれなりの機材が必要ですが、
本件は従来の打音検査をウェアラブルカメラ等の動画撮影機材(音と映像)で打音検査を撮影し、 その映像から集へ数別の音圧分布を可視化し、 図面に対応可能なソフトウェアのアルゴリズム出願となります。 ソフトウェアはネットでダウンロード無料で配布し、解析時、従量課金制にて売り上げが見込める等のビジネスモデルが考えられます。 また、本件打音検査を必要とするインフラの老朽化は今後、増える事は有っても決して減ることはありませんから、潜在的なマーケット需要は巨大であり、今後の伸びは非常に大きいと考えます。 大手ゼネコンやJR等が既にレーザーやマイクロ波を使った老朽検査を実用化している様ですが、特殊機材や、機材の規模が大きい等の欠点も有り、従来の打音検査はまだまだ需要があります。 また、ビルの窓拭き業者が、同じくザイルにぶら下がって作業出来る打音検査もやり始めており、こちらは足場を組むコストが掛からず、安価に受注出来るので注目されています。こうした業者にも重宝されるものと思われます。 |
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登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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追加情報 | 本出願は、 |