技術概要
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目的試料を分析した結果から、目的試料における所定の元素の放射性同位体と、所定の元素の2種類の安定同位体である第1および第2の安定同位体の存在比を求める目的試料分析工程と
第1および第2の安定同位体を含む試料で、安定同位体の含有量が既知のスパイク試料と、目的試料とを混合してなる混合試料を調製し、混合試料を分析した結果から、混合試料における第1と第2の安定同位体の存在比を求める混合試料分析工程と
放射性同位体は含まず第1の安定同位体を含む試料で、安定同位体の含有量が異なる複数の参照試料を用意し、参照試料を分析した結果から、第1の安定同位体の含有量と放射性同位体に対応する信号強度との関係を求める参照試料分析工程と
混合試料、目的試料における第1と第2の安定同位体の存在比、スパイク試料における第1および第2の安定同位体それぞれの含有量から、目的試料中の第1の安定同位体の含有量を求め、第1の安定同位体の含有量、目的試料における放射性同位体と第1の安定同位体の存在比、および関係から、目的試料における放射同位体元素の含有量を求める放射性同位体含有量算出工程と、を有する放射性同位体の定量方法。 |