出願番号 |
特願2021-188522 |
出願日 |
2021/11/19 |
出願人 |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 |
特開2023-075550 |
公開日 |
2023/5/31 |
発明の名称 |
原子炉内出力分布の測定方法及びその装置 |
技術分野 |
無機材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
中性子検出器信号を用いた逆解法によって原子炉内出力分布を測定する方法及びその装置 |
目的 |
高温ガス炉、高速炉など中性子の飛程が長い炉心で、かつ、炉内への検出器の挿入ができないもの、出来ても挿入場所が限られる原子炉の炉内出力分布の測定を可能とする。 |
効果 |
中性子の飛程が長く、小型の炉心に対しては、炉外検出器のみによる検出器信号を用いて炉内出力分布測定が可能となる。
炉内に検出器が挿入でき、挿入場所が限られる場合には、その限られた炉内位置における検出器信号から、炉心全体の炉内出力分布測定が可能となる。
中性子の飛程が短い軽水炉においても、本発明を適用することによって原子炉内出力分布を測定することができ、かつ従来よりも出力分布測定の解像度を上げることが可能である。 |
技術概要
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原子炉の圧力容器内の複数燃料要素の出力密度と、圧力容器外の複数中性子検出器の位置における中性子検出器からの出力信号と、前記燃料要素及び前記中性子検出器の位置に関する検出器感度との関係を表す中性子輸送方程式に基づいて炉心の出力分布を測定する方法であって、
前記中性子検出器からの出力信号の行列と前記検出器感度に関する疑似逆行列との積から前記原子炉の炉心の出力分布を算出することを特徴とする原子炉内出力分布の測定方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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