形状記憶合金薄膜アクチュエータアレイによるオートフォーカス駆動機構

開放特許情報番号
L2023000720
開放特許情報登録日
2023/6/22
最新更新日
2023/6/22

基本情報

出願番号 特願2020-508139
出願日 2019/3/4
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 WO2019/181455
公開日 2019/9/26
登録番号 特許第6986785号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 形状記憶合金薄膜アクチュエータアレイによるオートフォーカス駆動機構
技術分野 情報・通信、機械・加工、電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 カメラモジュール、特に携帯電話用カメラモジュールのオートフォーカスあるいは手振れ補正の駆動機構
目的 極薄型で、高応答性かつ発生力が大きく、構造がシンプルなために製造が容易で信頼性の高い、手振れ補正も可能なオートフォーカス駆動機構とそれを使ったカメラユニットを提供する。
効果 移動対象物を支持するプレートに負荷される全体の荷重を、当該プレートの辺もしくは径の長さよりも長さの短い複数の形状記憶合金薄膜アクチュエータで面状に分散して支えるために全体の負荷荷重を増やすことができ、オートフォーカス駆動機構の組み立ても容易で信頼性も向上する。
技術概要
固定端側が基板に固定され、先端側が基板から解放されて反り上がった複数の形状記憶合金薄膜が前記基板上で面状に並べられてアクチュエータアレイを構成しているアクチュエータアレイ基板と、
移動対象物を支持するプレートと、
前記複数の形状記憶合金薄膜が、オーステナイト相で前記基板のなす平面に対して反り上がった形状となり、マルテンサイト相で前記基板のなす平面に対して大略平坦となるようなバイアス力を与えるバイアスばねを備え、
前記アクチュエータアレイ基板、前記プレート、および前記バイアスばねが積層された構造を保持する筐体を備え、
室温時に前記対象物を支持するプレートの移動が前記アクチュエータアレイ基板の基板によって停止することによって、形状記憶合金薄膜の変態ひずみを越えた余分な塑性変形を防ぐことを特徴とするオートフォーカス駆動機構。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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