軟磁性扁平粉を酸化アルミニウム微粒子の集まりで絶縁化し、該酸化アルミニウム微粒子同士の摩擦接合で軟磁性扁平粉同士を結合した圧粉磁心の製造方法

開放特許情報番号
L2023000681
開放特許情報登録日
2023/6/28
最新更新日
2023/6/28

基本情報

出願番号 特願2019-209199
出願日 2019/11/19
出願人 小林 博
公開番号 特開2021-082717
公開日 2021/5/27
登録番号 特許第7253202号
特許権者 小林 博
発明の名称 軟磁性扁平粉を酸化アルミニウム微粒子の集まりで絶縁化し、該酸化アルミニウム微粒子同士の摩擦接合で軟磁性扁平粉同士を結合した圧粉磁心の製造方法
技術分野 電気・電子、機械・加工、金属材料
機能 機械・部品の製造
適用製品 軟磁性扁平粉を酸化アルミニウム微粒子の集まりで絶縁化し、該酸化アルミニウム微粒子同士の摩擦接合で軟磁性扁平粉同士を結合した圧粉磁心の製造方法
目的 圧粉磁心の製造方法を実現する。
効果 従来の圧粉磁心より、飽和磁束密度と絶縁性と透磁率とが増大し、渦電流損失が少なく、ヒステリシス損失が増大しない圧粉磁心が製造できる。この結果、従来の圧粉磁心より優れた性能を持ち、従来の圧粉磁心より安価な費用で圧粉磁心が製造できる。
技術概要
従来の圧粉磁心より優れた性能を持ち、従来の圧粉磁心に準じる機械的強度を持ち、より安価な費用で圧粉磁心が製造でき、製造される圧粉磁心の形状と大きさに制約がない圧粉磁心の製造方法を提供する。
圧粉磁心を製造する製造方法は、酸化アルミニウム微粒子2の集まりで覆った軟磁性粉の集まりを金型に充填し、プレス機によって軟磁性粉の集まりを圧縮し、該軟磁性粉の表面と接触する酸化アルミニウム微粒子2が該軟磁性粉の表面に摩擦熱で接合し、また、互いに接触する酸化アルミニウム微粒子2同士が接触部位で摩擦熱によって接合し、該酸化アルミニウム微粒子同士の接合で軟磁性粉同士が結合され、該結合された軟磁性粉の集まりからなる圧粉磁心が金型内に製造される。酸化アルミニウムの粒状微粒子2が、扁平面同士で重なり合った扁平アトマイズ鉄粉1の間隙を満遍なく埋め尽くしている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 第一に、圧粉磁心における軟磁性粉の充填率が高く、圧粉磁心の飽和磁束密度は、軟磁性粉の飽和磁束密度に近づき、磁化された圧粉磁心の磁気エネルギーが大きい。第二に、歪取り焼鈍処理が不要になる。第三に、絶縁抵抗が大きい絶縁体で軟磁性粉が絶縁化され、従来の圧粉磁心より渦電流損失が小さい。第四に、圧粉磁心は磁化されやすく、磁気エネルギーを取り込みやすい。

登録者情報

登録者名称 小林 博

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2023 INPIT