多孔炭素構造体、その製造方法、それを用いた正極材及びそれを用いた電池

開放特許情報番号
L2023000676
開放特許情報登録日
2023/6/14
最新更新日
2023/6/14

基本情報

出願番号 特願2021-520848
出願日 2020/5/21
出願人 国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号 WO2020/235638
公開日 2020/11/26
登録番号 特許第7177547号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 多孔炭素構造体、その製造方法、それを用いた正極材及びそれを用いた電池
技術分野 化学・薬品、無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 多孔炭素構造体、その製造方法、それを用いた正極材及びそれを用いた電池
目的 小型・軽量で大容量化に適した電池、特に小型・軽量で大容量化に適した空気電池を提供するために、高い空気又は酸素透過性、高いイオン輸送効率及び広い反応場を兼ね備えた、空気電池の正極構造体として好適な多孔炭素構造体であって、特に自立可能な多孔炭素構造体を提供する。
高細孔容積を有し、自立可能な多孔炭素構造体、その製造方法、それを用いた正極材及びそれを用いた電池(特に、空気電池)を提供する。
効果 小型・軽量で放電容量の大きな大容量化に適した電池、特に小型・軽量で大容量化に適した空気電池を提供することが可能になる。
この小型・軽量で大容量化に適した空気電池は、高い空気又は酸素透過性、高いイオン輸送効率及び広い反応場を兼ね備えた、自立可能な本発明の多孔炭素構造体により提供される。
高容量、高負荷特性を持った空気電池を提供することができる。
自立可能な多孔炭素構造体を提供することができる。
技術概要
炭素を含んでなる骨格と空孔とを有するリチウム空気電池の正極用多孔炭素構造体であって、次記(a)〜(e)のすべての条件を満たす、多孔炭素構造体。
(a)t−プロット外部比表面積が、900m↑2/g以上、1600m↑2/g以下の範囲、
(b)直径1nm以上、200nm以下の細孔の占める細孔容積が、BJH法による測定で、2.2cm↑3/g以上、7.0cm↑3/g以下の範囲、
(c)直径1nm以上、1000nm以下の細孔の占める細孔容積が、BJH法による測定で、4.0cm↑3/g以上、10.0cm↑3/g以下の範囲、
(d)空孔率が、全体で92%以上、99%以下の範囲、及び
(e)直径200nm以上、10000nm以下の細孔容積が、水銀圧入法による測定で、2.3cm↑3/g以上、8.0cm↑3/g以下の範囲。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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