出願番号 |
特願2019-005967 |
出願日 |
2019/1/17 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2020-115600 |
公開日 |
2020/7/30 |
登録番号 |
特許第7189783号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
シングルキャリア方式の送信装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
放送又は通信等の無線伝送システムで使用可能な送信装置及び受信装置 |
目的 |
チャネル推定用のパイロット信号の振幅をデータ信号のシンボルの平均振幅よりも大きくしたときに生じるピーク信号を安定して抑制可能とする、シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置を提供する。 |
効果 |
シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置において、UWシンボルとデータシンボルの振幅比を1.1以上1.6以下としたときに、UWとデータ信号の境目における信号波形が示すピーク信号について、安定して抑制することができる。これによりPAPRの増大を抑制し、デジタル信号処理に要求される信号のダイナミックレンジを小さくすることが可能になり、更にはデータ信号の末尾の位置からUWの先頭位置へのシンボルの振幅・位相の変化が大きくなることを防ぐことができる。 |
技術概要
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チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式の送信装置であって、
所定の変調方式に応じてデータシンボルを伝送する際に時間領域におけるブロックを生成し、該ブロック内に、パイロット信号として機能する振幅一定で同パターンを持つ一対のユニークワードのシンボルと、前記一対のユニークワードのシンボルの振幅より小さい平均振幅を持つように当該変調方式に応じて前記一対のユニークワードの間に位置させるデータシンボルとを割り当てるブロック生成手段と、
データシンボルとユニークワードのシンボルとの間に生じうるピーク信号を抑圧するために、前記ブロック内における前記一対のユニークワードのうち後段のユニークワードのシンボルの直前に、NULLとして所定シンボル数の緩衝シンボルを挿入する緩衝シンボル挿入手段と、を備え、
前記ブロック生成手段は、前記ブロック内にTMCC信号を割り当てる機能を有し、且つ前記TMCC信号から前記緩衝シンボルの所定シンボル数と同数のリザーブNULLシンボルを除去して割り当てることを特徴とする送信装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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