出願番号 |
特願2021-079418 |
出願日 |
2021/5/10 |
出願人 |
反町 健司 |
公開番号 |
特開2022-105973 |
公開日 |
2022/7/15 |
登録番号 |
特許第7048125号 |
特許権者 |
反町 健司 |
発明の名称 |
二酸化炭素固定装置 |
技術分野 |
化学・薬品、その他 |
機能 |
環境・リサイクル対策、洗浄・除去 |
適用製品 |
排気からCO2を固定・除去するための二酸化炭素固定装置 |
目的 |
二酸化炭素固定装置について、二酸化炭素を含む大量の気体から連続的かつ効率的に二酸化炭素を固定可能とする。 |
効果 |
傾斜した反応管内壁を伝って固定反応液を流下させる行程で二酸化炭素の固定反応を進める方式を採用したことで、大量の燃焼ガスが連続的に排出される設備であっても二酸化炭素を連続的かつ大量に固定できるとともに、現有設備にも容易に設けることが可能となり、上側のノズルが水酸化ナトリウム水溶液を噴射し下側のノズルが塩化カルシウム水溶液等を噴射して2段階の反応を行うこ方式を採用したことで、高濃度の二酸化炭素を含む排気であっても、効率的な二酸化炭素の固定が可能なものとなる。 |
技術概要
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固定反応液供給装置と、これに接続された複数本のノズルと、二酸化炭素を含む気体を基端側から導入し先端側から放出する管状の反応管とを備え、導入した気体にノズルで固定反応液を供給し接触させて二酸化炭素の固定を行うものであり、その反応管は、基端側から先端側に向かって斜め上向きに配置されるとともに内側面に付着した液体が壁面を伝って基端側に向かって自重で流下する形状とされ、ノズルから噴出した固定反応液が気体の二酸化炭素を吸収しながら反応管内で流下する過程で固定反応を進めるものとされて、反応管基端側の固定反応液排出路に流入して下流側の固定物回収手段により二酸化炭素の固定物が回収され、且つ、二酸化炭素固定剤として水酸化ナトリウムと第2族元素の塩化物及び2価の金属元素のうち少なくとも一方を使用するものであり、その固定反応液供給手段が、反応管内部の基端側から先端側に亘って複数本のノズルを備えており、その上側所定範囲のものが水酸化ナトリウム水溶液を供給し、下側所定範囲のものが第2族元素の塩化物又は2価の金属元素のいずれかを供給するものとして、反応管の上側と下側の2段階の反応で二酸化炭素の固定を行うことを特徴とするものとした。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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